特許
J-GLOBAL ID:200903053200204010
情報処理装置およびデータ復旧方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-329612
公開番号(公開出願番号):特開2009-151603
出願日: 2007年12月21日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】不揮発性主記憶部を備えたコンピュータにおいて、電池のような追加の電源を用いることなく、不意の電源断後の電源復旧時に不揮発性主記憶部に格納されたデータの状態を復元することができる情報処理装置およびデータ復旧方法を提供する。【解決手段】バックアップ部110が不揮発性主記憶部120への書込みアクセスを検出した場合不揮発性主記憶部120から元データを読取り、バックアップデータを不揮発性バックアップメモリ130に書込んだ後不揮発性主記憶部120のアドレスにデータを書込み、コミット部140は一連の書込みアクセスごとに、シーケンス番号記憶部に記憶されたシーケンス番号を変更し、ロールバック部150はロールバック指示時に、シーケンス番号記憶部に記憶されたシーケンス番号と、データの有効を示す完全性検証用データとを含むバックアップデータを用いて、元データを不揮発性主記憶部120に書込む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
不揮発性の主記憶部と、
前記主記憶部に記憶されたデータの複製を記憶する不揮発性のバックアップ記憶部と、
前記バックアップ記憶部に記憶されたデータのそれぞれについて前記主記憶部へ書戻しが必要か否かを識別する際に用いられるシーケンス番号を記憶する不揮発性のシーケンス番号記憶部と、
プロセッサ部から送出された、前記主記憶部に対する書込み対象のデータと当該書込み対象のデータの書込み先を指定する書込み先アドレスとを含む書込みアクセスを検出した場合に、前記書込み先アドレスによって指定される記憶領域に既に記憶されている元データを読取る第1の読取手段と、
前記シーケンス番号記憶部に記憶されているシーケンス番号を読取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段で読取られた前記元データと、前記書込みアクセスに含まれる前記書込み先アドレスと、前記第2の読取手段で読取られた前記シーケンス番号と、前記元データと前記書込み先アドレスと前記シーケンス番号とが前記バックアップ記憶部に正常に書込まれたか否かを示す完全性検証用データとを含むバックアップデータを、前記バックアップ記憶部へ書込む第1の書込手段と、
前記バックアップデータが前記バックアップ記憶部に書込まれた後、前記主記憶部の前記書込み先アドレスによって指定された記憶領域へ、前記書込み対象のデータを書込む第2の書込手段と、
前記シーケンス番号記憶部に記憶されたシーケンス番号を変更する変更手段と、
前記シーケンス番号が前回変更された時点における前記主記憶部の記憶内容へ、前記主記憶部の記憶内容を書戻す旨を指示された場合に、前記バックアップ記憶部に格納された前記バックアップデータの中から、前記シーケンス番号記憶部に記憶されたシーケンス番号を含み、かつ正常な書込みが行われたことを示す完全性検証用データを含むバックアップデータを選択する選択手段と、
選択された前記バックアップデータに含まれる前記元データおよび前記書込み先アドレスを抽出する抽出手段と、
前記バックアップデータから抽出された前記元データおよび前記書込みアドレスごとに、当該元データを当該書込み先アドレスが示す前記主記憶部上の記憶領域へ書込む第3の書込手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
5B018GA04
, 5B018HA03
, 5B018HA22
, 5B018LA06
, 5B018MA01
, 5B018NA06
, 5B018QA05
, 5B018QA06
, 5B018QA15
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (1件)
前のページに戻る