特許
J-GLOBAL ID:200903053200486066

薬液充填済み注射器内の放射性医薬品の有効成分の損失防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 中尾 俊輔 ,  伊藤 高英 ,  畑中 芳実 ,  大倉 奈緒子 ,  玉利 房枝 ,  鈴木 健之 ,  磯田 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-331741
公開番号(公開出願番号):特開2009-061343
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】真空打栓法を用いてガスケットを配置しても液漏れすることのない高い密封性を付与することができ、またガスケットと注射筒との摺動性を向上させることができ、しかも放射性医薬品がガスケットに付着するのを防止することができる薬液充填済み注射器内の放射性医薬品の有効成分の損失防止方法を提供する。【解決手段】ガスケット11を、注射筒内周面と接触する外周面に連続して円周方向に突出した2以上の環状凸部13a、13b、13cを有する形状とする。また、このガスケットの医薬品接触面17および医薬品接触面側に形成された少なくとも1の環状凸部13aを含む成型体をフッ素ゴムを含有して成型されるフッ素ゴム成型体15で形成する。これにより、薬液充填済み注射器の製造時、保存時および使用時にガスケットへの放射性医薬品の付着(吸着を含む)を防止すると共に、薬液充填済み注射器における高い密封性を確保する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
注射筒内部に放射性医薬品を予め充填した薬液充填済み注射器に、ガスケットを注射筒の内周面に接触して配置する場合において、該ガスケットを注射筒内周面と接触する外周面に連続して円周方向に突出した2以上の環状凸部を有する形状とし、該ガスケットの医薬品接触面および医薬品接触面側に形成された少なくとも1の環状凸部を含む成型体をフッ素ゴムを含有して成型されるフッ素ゴム成型体で形成することにより、薬液充填済み注射器の製造時、保存時および使用時に該ガスケットへの放射性医薬品の付着(吸着を含む)を防止すると共に、薬液充填済み注射器における高い密封性を確保することを特徴とする薬液充填済み注射器内の放射性医薬品の有効成分の損失防止方法。
IPC (4件):
A61M 5/315 ,  A61J 1/00 ,  A61J 1/06 ,  A61M 5/28
FI (5件):
A61M5/315 ,  A61J1/00 A ,  A61J1/06 G ,  A61J1/06 H ,  A61M5/28
Fターム (13件):
4C047AA27 ,  4C047BB23 ,  4C047BB26 ,  4C047GG08 ,  4C047GG40 ,  4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD08 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066GG18 ,  4C066HH14
引用特許:
出願人引用 (11件)
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