特許
J-GLOBAL ID:200903053218617982

無線パケット優先制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-043098
公開番号(公開出願番号):特開2001-237839
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】従来の無線パケット優先制御方法において、衝突回避期間の設定時に乱数で送信の優先順位を決める方法は、優先順位の高いデータパケットが存在しなくとも低いデータパケットには必ず待ち時間があり周波数利用効率が低下する。【解決手段】本発明は、基本単位時間(スロット時間)の倍数からなる衝突回避期間Tcwを乱数の分布範囲を変えずにスロット時間を優先順位情報の高いデータパケットから順に短く設定し、乱数値との乗算により求める方法又は、設定された衝突回避期間に余分に待つ幾つかの待ちスロットを挿入する方法又は、乱数の分布範囲を変え、固定的な待ちスロットを衝突回避期間の先頭に入れる方法により、送信データの優先順位に応じて衝突回避期間の長さやキャリアセンス方法を設定することにより、、「エクセレント・エフォート型」のデータパケットの優先制御を実現する無線パケット優先制御方法である。
請求項(抜粋):
有線ネットワークに接続される無線基地局と、該無線基地局と従属関係にあり、無線パケット通信を行う複数の無線局とで構成され、前記無線基地局及び前記多数の無線局は共通の無線チャネルを使用し、通信時に、互いに自立的に送信の可否を判断して、パケットの衝突を回避して無線パケットを送信するCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access Collision Avoidance)に基づく競合アクセス制御を行う無線パケット通信における無線パケット優先制御方法において、前記無線基地局及び前記無線局は、競合アクセス制御区間内で送信処理を行うべきベストエフォート型の中での優先順位の高低を示す優先順位情報を含むデータパケットを受信すると、該優先順位情報を取得すると共に記憶し、前記競合アクセス制御によるデータ送信前に、基本単位時間(スロット時間)の倍数からなる衝突回避期間(Contention Window)の設定に当たり、前記記憶したデータパケットの優先順位情報が高いデータパケット程、前記スロット時間を短く設定することを特徴とする無線パケット優先制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04L 29/08
FI (2件):
H04L 11/00 310 B ,  H04L 13/00 307 C
Fターム (7件):
5K033CA08 ,  5K033CB17 ,  5K033CC01 ,  5K033DA17 ,  5K034DD03 ,  5K034EE03 ,  5K034JJ15
引用特許:
審査官引用 (1件)

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