特許
J-GLOBAL ID:200903053245221179

積層型蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-135457
公開番号(公開出願番号):特開平9-318195
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 熱交換部3のチューブ内に風上側の冷媒通路2aと、風下側の冷媒通路bを、金属薄板長手方向に並列に構成する積層型蒸発器において、低負荷条件における冷却能力の低下を解消する。【解決手段】 低負荷時に冷媒入口側タンク部43、44、53、64、73、74での冷媒流速が低下するという現象に注目して、冷媒入口側タンク部43、44、53、64、73、74における冷媒のUターン数を冷媒出口側タンク部47、48、57、58、67、68、78における冷媒のUターン数より多くする。これにより、入口側タンク部では冷媒流れのUターン数の増加により、各Uターンごとの冷媒分配チューブ数を減少させる。これにより、入口側タンク部では、冷房低負荷時においても、冷媒流速を高めて冷媒の液とガスとの混合状態を維持することができる。
請求項(抜粋):
チューブ(2)内を流れる冷媒と前記チューブ(2)の外部を流れる空気とを熱交換させて、冷媒を蒸発させる熱交換部(3)を有し、この熱交換部(3)のチューブ(2)を金属薄板(4、5、6、7)の積層構造により多数個並列形成し、前記チューブ(2)内には、前記金属薄板(4、5、6、7)の長手方向と平行に風上側の冷媒通路(2a)と風下側の冷媒通路(2b)とを並列に形成し、前記金属薄板(4、5、6、7)の長手方向の両端部に、前記チューブ(2)相互の冷媒通路(2a、2b)を連通させる冷媒入口側タンク部(43、44、53、64、73、74)と、冷媒出口側タンク部(47、48、57、58、67、68、78)とをそれぞれ形成し、前記冷媒入口側タンク部(43、44、53、64、73、74)は、前記両冷媒通路(2a)、(2b)のいずれか一方に連通し、前記冷媒出口側タンク部(47、48、57、58、67、68、78)は、前記両冷媒通路(2a)、(2b)の他方に連通しており、かつ、前記冷媒入口側タンク部(43、44、53、64、73、74)および前記冷媒出口側タンク部(47、48、57、58、67、68、78)においてそれぞれ冷媒がUターンして流れるようになっており、前記冷媒入口側タンク部(43、44、53、64、73、74)における冷媒のUターン数を前記冷媒出口側タンク部(47、48、57、58、67、68、78)における冷媒のUターン数より多くしたことを特徴とする積層型蒸発器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-244081   出願人:昭和アルミニウム株式会社

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