特許
J-GLOBAL ID:200903053256217343

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093674
公開番号(公開出願番号):特開平9-261294
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 QAMもしくはPSK変調波の復調において非同期時の位相制御回路の誤動作抑止と同期引込みの迅速化とを確保する。【解決手段】 入力は分岐回路1にて2分岐され、I,Q2系統のミキサー、低速ろ波器、A/D 変換器にてディジタル信号に変換される。非同期/同期を指定する信号が同期状態の時は掃引回路8は動作せず、AQC回路9にて直交性誤差を補正する電圧を出力してスイッチ回路15から可変移相器12を制御する。非同期時には予め設定した直交性確保の為の参照電圧(VREF)をスイッチ回路15で可変移相器12に供給し、一方非同期信号に遅延を施した出力信号をスイッチ制御回路14から送出して同期状態になった後もしばらくの間はVREFの入力を続行して引込みが安定した後、AQC回路9の出力に切り替える。
請求項(抜粋):
多値QAM変調波もしくはPSK変調波を入力し、これら変調波の搬送周波数に等しい電圧制御発振器の出力する第1の基準搬送波信号並びに前記基準搬送波信号をπ/2移相器とこのπ/2移相器に縦続接続した可変移相器とによりπ/2移相した第2の基準搬送波信号により同期検波して直交するIチャネル、Qチャネルの2系統の主データ信号を復調するとともに、前記2系統の主データ信号の復調において得られる前記2系統の主データ信号の直交性のずれの程度に対応した位相誤差を示す位相誤差信号に基づいて前記位相誤差を抑圧すべく生成する位相制御信号と外部から受ける同期/非同期状態を指定する同期/非同期信号とに基づいて前記第1と第2の基準搬送波信号間の位相差をπ/2に整合して前記2系統の主データ信号間の直交性を保持する復調装置において、前記同期/非同期信号が非同期状態を指定するとき前記π/2移相器と前記可変移相器とにより前記第2の基準搬送波信号に付与すべき移相量をπ/2に合致するように前記可変移相器を制御する参照電圧を前記位相制御信号に代えて出力する参照電圧電源と、外部から制御を受けつつ前記同期/非同期信号が同期信号を指定するときは前記位相制御情報を前記可変移相器に供給して同期引込み状態を継続確保せしめ、前記同期/非同期信号が非同期信号を指定するときは前記参照電圧を前記位相制御信号に代えて前記可変移相器に供給するように切り替えるスイッチ回路と、前記同期/非同期信号を入力とし前記同期/非同期信号が所定の判定時間を超えて同期信号を指定するときは前記スイッチ回路に前記位相制御信号を選択せしめ、且つ前記同期/非同期信号が非同期信号を指定するときは直ちに前記スイッチ回路に前記参照電圧を選択せしめて同期引込みを回復させるとともに、同期引込み後も、システム構成とシステム運用諸元とに基づいて予め設定した同期状態の判定に必要な前記所定の判定時間にわたって前記参照電圧の選択を継続せしめるように前記スイッチ回路の切替を制御するスイッチ制御回路とを備えることを特徴とする復調装置。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/22 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 位相調整制御回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-048424   出願人:福島日本電気株式会社
  • 特開平2-104021
  • 特開昭62-279757
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