特許
J-GLOBAL ID:200903053272689697

時計機械体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293929
公開番号(公開出願番号):特開平10-142356
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 時計のリセット時において、初期位置を検出するための初期化動作を短時間で行い時計の指針を現在時刻に合わせる時間を短くする。【解決手段】 上・下ケース1,2には、秒針車7と、分針車とが独立して回転可能に同心的に設けてある。秒針車には、秒針側3番車6に形成してある透孔6cと対向可能な透孔及び反射部が所定の角度間隔で設けてある。分針側4番車には複数の透孔が等中心角度間隔で設けてあり、分針車には複数の透孔が等中心角度間隔で分針側4番車の透孔と対向可能に設けてあり、時針車には分針車の透孔と対向可能な複数の透孔及び異なる幅を有する複数の遮蔽部とが設けてある。秒針側3番車と秒針車と分針側4番車と分針車と時針車との外側には、上ケースに取り付けられた第1の発光素子と受光素子とからなる反射形センサ23と下ケースに取り付けられた第2の発光素子24とがそれぞれ対向させて設けてある。
請求項(抜粋):
上・下ケースには、第1の駆動モータにより秒針車駆動輪列を介して回転駆動される秒針車と、第2の駆動モータにより分針車駆動輪列を介して回転駆動される分針車とが独立して回転可能に同心的に設けてあり、上記秒針車には、当該秒針車に噛合する高速段の第1の伝達車に形成してある透孔と対向可能な透孔及び反射部が所定の角度間隔で設けてあり、上記分針車に噛合する高速段の第2の伝達車には、複数の透孔が等中心角度間隔で設けてあり、上記分針車には、複数の透孔が等中心角度間隔で上記第2の伝達車の透孔と対向可能に設けてあり、上記分針車と同心的に形成してある時針車には、上記分針車の透孔と対向可能な複数の透孔及び異なる幅を有する複数の遮蔽部とが設けてあり、上記第1の伝達車と上記秒針車と上記第2の伝達車と上記分針車と上記時針車との外側には、上記上ケースに取り付けられた第1の発光素子と受光素子とからなる反射形センサと上記下ケースに取り付けられた第2の発光素子とがそれぞれ対向させて設けてあり、上記第1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回路には、上記秒針車と上記時・分針車の初期位置を検出するための初期化動作を行なうプログラムが組み込まれており、上記初期化動作は、上記第1の発光素子を発光させた状態で上記秒針車を歩進的に駆動して、上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転する上記受光素子と上記反射部とが対向する反射部対向位置を検出して、この位置から上記所定の角度間隔を歩進的に駆動し上記受光素子と上記秒針車の透孔とが対向するようにし、この位置を上記秒針車の基準位置とし上記第1の発光素子を消灯し、ついで上記第2の発光素子を発光させた状態で上記分針車を歩進的に駆動して、上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転する位置を検出してこの位置を上記時・分針車の基準位置とし、ついで上記第2の駆動モータを駆動して上記受光素子の出力をレベル0に反転させ、その後さらに上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転するまでの上記第2の駆動モータの駆動パルスのカウント数から予め上記制御回路に記憶させてある当該カウント数の対応時刻を確定し、この反転位置を上記時針車の基準位置とするものであることを特徴とする時計機械体。
IPC (3件):
G04C 3/00 ,  G04C 3/14 ,  G04C 9/08
FI (3件):
G04C 3/00 E ,  G04C 3/14 T ,  G04C 9/08 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 表示位置の検出および補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-230584   出願人:ユングハンスウーレンゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング

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