特許
J-GLOBAL ID:200903053295481112

排気ガス浄化用触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-210589
公開番号(公開出願番号):特開2001-079423
出願日: 2000年07月11日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関からエンジン始動直後の低温時に排出される排気ガス中のHCを効率良く浄化できる排気ガス浄化用触媒を提供すること。【解決手段】 セル断面が正N角形(Nは3以上の自然数)のモノリス担体に、ゼオライトを主成分とする炭化水素吸着材層と、パラジウムや白金等の貴金属を含有する触媒成分層とを順次積層した一体構造型排気ガス浄化用触媒である。炭化水素吸着材層は、セル断面において、正N角形の重心を中心とする半径Rの円を形成する空洞を残すようにしてセルに付着される。触媒成分層は、セル断面において、半径Rの空洞の一部を占有するように、炭化水素吸着材層上にほぼ円環状に付着される。重心からセル角に付着した炭化水素吸着材層までの最短距離Rcと重心からセル辺に付着した炭化水素吸着材層までの最短距離Rfとの比(Rc/Rf)が、(Rc/Rf)≦1.7である。
請求項(抜粋):
セル断面がほぼ正N角形(Nは3以上の自然数を示す)をなすモノリス担体に、ゼオライトを主成分とする炭化水素吸着材層と、パラジウム(Pd)、白金(Pt)及びロジウム(Rh)から成る群より選ばれた少なくとも一種の貴金属を含有する触媒成分層とを順次積層して成る一体構造型排気ガス浄化用触媒であって、上記炭化水素吸着材層は、上記セル断面において、該正N角形の重心を中心とする半径Rの円を形成する空洞を残すようにして上記セルに付着し、上記触媒成分層は、上記セル断面において、上記半径Rの空洞の一部を占有するように、上記炭化水素吸着材層上にほぼ円環状に付着し、上記重心からセル角に付着した炭化水素吸着材層までの最短距離Rcと上記重心からセル辺に付着した炭化水素吸着材層までの最短距離Rfとの比(Rc/Rf)が、(Rc/Rf)≦1.7であることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
IPC (10件):
B01J 37/02 301 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/81 ZAB ,  B01D 53/94 ,  B01J 29/74 ZAB ,  B01J 29/80 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/28 301 ,  F01N 3/28
FI (9件):
B01J 37/02 301 L ,  B01J 29/74 ZAB A ,  B01J 29/80 A ,  F01N 3/08 A ,  F01N 3/24 E ,  F01N 3/28 301 P ,  F01N 3/28 301 A ,  B01D 53/34 ZAB B ,  B01D 53/36 104 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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