特許
J-GLOBAL ID:200903053301690756

品質劣化切り分け方法、及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 昌幸 ,  磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-060231
公開番号(公開出願番号):特開2006-246118
出願日: 2005年03月04日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】受信側のある一地点において得られたIPレイヤ情報を元に、映像配信アプリケーション等の品質劣化の原因箇所が利用者側にあるか、NW側にあるかを判別する方法、及びその装置を提供すること。 【解決手段】送信側から受信側のある1点において特定のパケット情報を収集する機能51と、IP品質レイヤの転送品質(パケット損失率,受信側遅延時間)およびパケットロス発生箇所(送信側か,受信側か)を推定する機能52と、得られた品質情報から、遅延,パケットロスなどの劣化原因箇所が送信側か受信側かをフロー毎に判定する機能53を有することを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
プロトコルの機能あるいは通信プロトコルの上位に位置するアプリケーションの機能により、データ転送を確実に行うために途中でデータが損失したときに再度データ転送を行う通信において、送信側から受信側までの間のある一地点(観測点)でのモニタにより通信品質を測定するパケット交換網における品質劣化切り分け方法であって、 パケットヘッダ情報から測定対象となるフロー(送受信端末間での通信の開始から終了まで)を抽出するフロー抽出ステップと、 パケットロス,遅延の発生箇所を推定し、シーケンス番号からなる空間を分割したシーケンス区間毎に設置されたカウンタ中の、該当するパケットの属する区間に対応するカウンタを操作し、エンドツーエンドにおけるNW品質を推定するNW品質推定ステップと、 前記操作後のカウンタ情報を用いて、前記観測点を基点として劣化箇所が受信側か送信側かを判定する劣化箇所判定ステップと を有することを特徴とする一点観測型の品質劣化切り分け方法。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 400Z
Fターム (8件):
5K030GA14 ,  5K030HA08 ,  5K030JA10 ,  5K030KA06 ,  5K030MB01 ,  5K030MC07 ,  5K030MC08 ,  5K030MC09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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