特許
J-GLOBAL ID:200903053317055198

画像データ記憶方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-246701
公開番号(公開出願番号):特開平10-093762
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】3ラインリニアイメージセンサに係る原稿の副走査方向の読取位置ずれ量を補正するためのラインバッファメモリにかかるコストを最小限とし、かつ高速処理性(リアルタイム性)を維持する。【解決手段】3ラインリニアイメージセンサの補正ライン量を求め(ステップS1)、この補正ライン量を整数部補正ライン量INT[Crg]、INT[Cbg]と小数部補正ライン量DEC[Crg]、DEC[Cbg]とに分ける。小数部補正ライン量DEC[Crg]、DEC[Cbg]については、1個のラインバッファメモリを利用して、1つ前の画像データと現在読取中の画像データとからハードウエアにより補間演算でリアルタイムに補間処理する(ステップS21)。整数部補正ライン量INT[Crg]、INT[Cbg]については、ハードディスク等にファイルとして記憶するときにアドレス変更を行って(ステップS24)、読取位置を一致させた画像データを得る。
請求項(抜粋):
原稿に担持された画像情報を含む光を、結像光学系を介して、R、G、B用各リニアイメージセンサが1つの基体上に並列的に配設された3ラインイメージセンサに導き、前記3ラインイメージセンサより前記原稿を主走査方向に走査するとともに、前記原稿を前記3ラインイメージセンサに対して相対的に副走査方向に搬送することで前記原稿に担持された画像情報を2次元的に読み取り、主走査ライン毎にAD変換器によりAD変換して画像データを得、これらの画像データについて前記R、G、B用各リニアイメージセンサ間の副走査方向の読取位置のずれを一致させてメモリに記憶する方法において、前記R、G、B用各リニアイメージセンサのうち、基準となるリニアイメージセンサと残りの2つのリニアイメージセンサとの間の原稿面上での副走査方向の読取位置ずれ量を、予め補正ライン量として、整数部補正ライン量と小数部補正ライン量とに分けて求めるステップと、前記基準となるリニアイメージセンサの画像データを主走査ライン毎に順次得るとともに、残りの2つのリニアイメージセンサの画像データを、各々少なくとも1つのラインバッファメモリを介して得、このラインバッファメモリに記憶された画像データとこれからラインバッファメモリに記憶しようとする現在読取中の画像データとを前記小数部補正ライン量に応じて補間演算して補間演算後の画像データとして主走査ライン毎に順次得るステップと、この補間演算して得た画像データを前記整数部補正ライン量分だけアドレスを変更して、前記基準となるリニアイメージセンサの画像データの読取位置に一致させ、前記メモリにファイルとして記憶するステップとを有することを特徴とする画像データ記憶方法。
IPC (4件):
H04N 1/028 ,  G06T 1/60 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/48
FI (4件):
H04N 1/028 C ,  G06F 15/64 450 G ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/46 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 画像読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032447   出願人:大日本スクリーン製造株式会社
  • 印刷物の検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-057944   出願人:大日本印刷株式会社
  • イメージスキャナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-020011   出願人:三菱電機株式会社

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