特許
J-GLOBAL ID:200903053325394686

溶液製膜方法及びその製造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-089615
公開番号(公開出願番号):特開2003-285344
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】【課題】 溶液製膜フィルムのピンテンタによる乾燥時に、ピンでの裂けや発泡の発生を抑える。【解決手段】 セルロースエステル溶液を流延ダイにより支持体に流延し、支持体上で冷却ゲル化したウェブを支持体からはぎ取る。このウェブをピンテンタにより延伸してセルロースエステルフィルムを得る。流延ダイのリップのクリアランスを幅方向の各部において調整する。これにより、ピンが差し込まれるフイルム耳部範囲A2の乾燥後の厚みを、耳部を除いた乾燥後の製品部分A1の平均厚みts1に対して5〜70μm厚くし、第1の厚み差Δt1を設ける。厚み差Δt1を5μm以上としたから、ピンによる裂けの発生が抑えられる。厚み差Δt1を70μ以下としたから、耳部における揮発分の増加が抑えられ、揮発分による発泡が抑えられる。
請求項(抜粋):
セルロースエステル溶液を流延ダイにより支持体に流延し、支持体上で冷却ゲル化してなるウェブを前記支持体からはぎ取った後に、ピンテンターのピンを前記ウェブの幅方向両端の耳部に差し込んで幅方向に延伸して製膜する溶液製膜方法において、前記ピンが差し込まれる耳部の乾燥後の厚みを、前記耳部を除いた乾燥後の製品部分の平均厚みに対して5〜70μm厚くし、第1の厚み差を設けることを特徴とする溶液製膜方法。
IPC (5件):
B29C 41/28 ,  B29C 55/08 ,  G02B 5/30 ,  B29K 1:00 ,  B29L 7:00
FI (5件):
B29C 41/28 ,  B29C 55/08 ,  G02B 5/30 ,  B29K 1:00 ,  B29L 7:00
Fターム (28件):
2H049BA02 ,  2H049BB33 ,  2H049BC09 ,  4F205AA01 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205AR12 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC07 ,  4F205GN08 ,  4F205GW26 ,  4F210AA01 ,  4F210AB17 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AM32 ,  4F210AR12 ,  4F210QA02 ,  4F210QC03 ,  4F210QD01 ,  4F210QD19 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QL12 ,  4F210QW17 ,  4F210QW21
引用特許:
審査官引用 (4件)
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