特許
J-GLOBAL ID:200903053341018228

イリノテカンの副作用の発生危険度を判定する方法およびそのためのキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節 ,  藤井 愛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-253066
公開番号(公開出願番号):特開2008-072913
出願日: 2006年09月19日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】グルクロン酸抱合酵素の遺伝子多型を検出することによるイリノテカンの副作用の発生危険度を判定する方法の提供。【解決手段】グルクロン酸抱合酵素遺伝子のプロモーター領域におけるTATAボックスの遺伝子多型を検出することにより、イリノテカンによる副作用の発生危険度を判定する方法。特定の塩基配列からなる核酸プローブからなる群から選択される少なくとも1の核酸プローブの組と被検者の生体試料由来のゲノムDNAを鋳型とする増幅反応によって得られた増幅核酸とを用いる核酸ハイブリダイゼーション法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
グルクロン酸抱合酵素遺伝子のプロモーター領域におけるTATAボックスの遺伝子多型を検出することにより、イリノテカンによる副作用の発生危険度を判定する方法であって、 以下のaおよびbの核酸プローブ、cおよびdの核酸プローブ、eおよびfの核酸プローブ、aおよびfの核酸プローブ、ならびにeおよびbの核酸プローブ: a)配列番号1における439〜452番目の14塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列からなる核酸プローブ、 b)配列番号2における439〜450番目の12塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列からなる核酸プローブ、 c)配列番号1における439〜452番目の14塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列に相補的な塩基配列からなる核酸プローブ、 d)配列番号2における439〜450番目の12塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列に相補的な塩基配列からなる核酸プローブ、 e)配列番号1における439〜452番目の14塩基がTA×8の16塩基(TATATATATATATATA)に置換された塩基配列における該16塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列からなる核酸プローブ、 f)配列番号2における439〜450番目の12塩基がTA×5の10塩基(TATATATATA)に置換された塩基配列における該10塩基を含む連続した25〜35塩基の塩基配列からなる核酸プローブ、 からなる群から選択される少なくとも1の核酸プローブの組と、被検者の生体試料由来のゲノムDNAを鋳型とする増幅反応によって得られた増幅核酸とを用いる核酸ハイブリダイゼーション法において、aの核酸プローブにハイブリダイズした核酸とbの核酸プローブにハイブリダイズした核酸との比、cの核酸プローブにハイブリダイズした核酸とdの核酸プローブにハイブリダイズした核酸との比、eの核酸プローブにハイブリダイズした核酸とfの核酸プローブにハイブリダイズした核酸との比、aの核酸プローブにハイブリダイズした核酸とfの核酸プローブにハイブリダイズした核酸との比、および/またはeの核酸プローブにハイブリダイズした核酸とbの核酸プローブにハイブリダイズした核酸との比を測定することを特徴とする前記方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/53 ,  G01N 37/00
FI (4件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A ,  G01N33/53 M ,  G01N37/00 102
Fターム (17件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ49 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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