特許

J-GLOBAL ID：200903053347570828

摩擦撹拌接合装置および摩擦撹拌接合方法

発明者： 川▲崎▼ 卓巳 ,  吉川 孝男 ,  門田 浩次
出願人/特許権者： 川崎重工業株式会社
代理人 (3件)： 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至 ,  廣瀬 峰太郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-339971
公開番号（公開出願番号）：特開2004-174507
出願日： 2002年11月22日
公開日（公表日）： 2004年06月24日
要約：

【課題】接合後に被接合物の反りを低減する摩擦撹拌接合装置および摩擦撹拌接合方法を提供する。【解決手段】摩擦撹拌時における被接合物の接合ツール側の表面部37と反対側の表面部38との温度差を抑える加熱手段36を含む。加熱手段36によって、被接合物21の受け台側の表面部38を加熱し、熱膨張によって生じる接合ツール側の表面部37と、反対側の表面部38とのひずみの差を少なくすることができる。したがって接合後に、被接合物21に残留ひずみが残る場合であっても、接合ツール側の表面部37と反対側の表面部38との残留ひずみの差を小さくすることができる。これによって接合ツール側の表面部37と反対側の表面部38とでその収縮量の差が小さくすることができ、接合後に生じる被接合物の反りを低減することができる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

複数の被接合部材を含んで設けられる被接合物に、接合ツールを軸線まわりに回転させながら没入させて固相撹拌し、各被接合部材を接合する摩擦撹拌接合装置であって、 接合ツールを基準軸線まわりに回転駆動するツール回転駆動手段と、 接合ツールを基準軸線に沿って変位駆動するツール変位駆動手段と、 摩擦撹拌時における被接合物の接合ツール側の表面部と反対側の表面部との温度差を抑える熱処理をする熱処理手段とを含むことを特徴とする摩擦撹拌接合装置。

IPC (1件)：

B23K20/12

FI (2件)：

B23K20/12 340 ,  B23K20/12 320

Fターム (7件)：

4E067BG00 ,  4E067CA02 ,  4E067CA03 ,  4E067DA17 ,  4E067DC10 ,  4E067EC01 ,  4E067EC03

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 接合方法および接合ツール
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-266932   出願人：日本軽金属株式会社
• 広幅金属材の製造方法及び広幅金属材の製造装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-350065   出願人：住友軽金属工業株式会社