特許
J-GLOBAL ID:200903053431342350

複数開口を有する屈曲ゴムパイプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334792
公開番号(公開出願番号):特開平10-156960
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】3個以上の複数の開口を有する屈曲パイプの製造方法を提供する。【解決手段】中子体Cは主流路中子Cmと複数の副流路中子Csとが脱着自在に配置される。副流路中子Csは当接部3を介して主流路中子Cmに脱着配置され、主流路中子Cmは第1の主流路中子Cm1と第2の主流路中子Cm2とにより分離形成され、この対向端面Cm1aとCm2aとが特定された副流路Csの当接部3により脱着自在に配置される。第1金型と第2金型は当接されて屈曲ゴムパイプの外側面に相当するパイプ外形孔が形成され、その中に主流路M、副流路Sに相体する中子体Cが固定される。パイプ外形孔と中子体Cにより形成されるキャビテー内にゴム材料が成形され、ワーク取出し工程で屈曲ゴムパイプが取出され、加硫後、中子体Cをが取出される。
請求項(抜粋):
一端Aに第1開口1Aが開口し、他端Bに第1開口1Aに連なる第2開口1Bが開口する主流路Mと;主流路Mより側方に向かって分岐して開口する複数の側方開口2A,2B・・・を有する副流路Sと、を備え、前記主流路Mと副流路Sとがゴム材料にて一体成形されてなる複数開口を有する屈曲ゴムパイプにおいて、主流路Mに相当する形状をなす主流路中子Cmは、第1の主流路中子Cmと第2の主流路中子Cm2とに分離されるとともに副流路Sに相当する形状をなす複数の副流路中子Csは、その先端に当接部3を備え、副流路中子Csが主流路中子Cmに当接部3を介して脱着自在に配置されるとともに前記第1の主流路中子Cm1の対向端Cm1aと第2の主流路中子Cm2の対向端Cm2aとが特定された副流路中子Csの当接部3において脱着自在に配置されて中子体Cが形成され;第1金型5は、第1の対接面5Aに、屈曲ゴムパイプ1の一側面1Cに相当する第1溝5Bが穿設され;第2金型9は、第1の当接面5Aに当接する第2の当接面9Aに、屈曲ゴムパイプ1の他側面1Dに相当する第2溝9Bが穿設され;第1金型5の第1の対接面5Aと第2金型9の第2の対接面9Aとを当接することによって第1溝5Bと第2溝9Bとにより屈曲ゴムパイプ1の外側面に相当するパイプ外形孔Pを形成するとともに該パイプ外形孔P内に中子体Cを固定配置する型締め工程と;パイプ外形孔Pと中子体Cとによって形成されるキャビテーV内に、ゴム材料を封入して屈曲ゴムパイプを成形する成形工程と;第1金型5と第2金型9とを離反し、キャビテーV内にある中子体Cを備えた屈曲ゴムパイプを取り出すワーク取出し工程と;中子体Cを備えた屈曲ゴムパイプを加熱して加硫する加硫工程と;屈曲ゴムパイプより中子体Cを引抜いて取り出す中子体取出し工程と;よりなる屈曲ゴムパイプの製造方法。
IPC (6件):
B29D 23/00 ,  B29C 35/02 ,  B29C 45/36 ,  B29C 45/40 ,  B29K 21:00 ,  B29L 23:00
FI (4件):
B29D 23/00 ,  B29C 35/02 ,  B29C 45/36 ,  B29C 45/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃料分配管の成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-116426   出願人:株式会社オティックス, トヨタ自動車株式会社

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