特許

J-GLOBAL ID：200903053452172870

薄膜コイルおよびその製造方法、ならびにコイル構造体およびその製造方法

発明者： 鍜治 利奈 ,  上島 聡史 ,  青木 進 ,  竹尾 建治 ,  佐藤 慶一
出願人/特許権者： TDK株式会社
代理人 (2件)： 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-195779
公開番号（公開出願番号）：特開2006-019506
出願日： 2004年07月01日
公開日（公表日）： 2006年01月19日
要約：

【課題】 キャパシタンスを可能な限り低減させることによりディファレンシャル伝送特性を向上させることが可能なコイル構造体を提供する。【解決手段】 薄膜コイル30を構成している2つのコイルパターン31,32の断面がいずれも左右非対称の逆台形状を有するようにコモンモードチョークコイルを構成する。2つのコイルパターン31,32の断面がいずれも左右非対称の逆台形状を有している構造的特徴に基づき、キャパシタンスに寄与する2つのコイルパターン31,32間の対向面積が可能な限り小さくなるため、薄膜コイル30のキャパシタンスが可能な限り小さくなる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

所定の下地に配設され、所定の中心位置を中心として互いに並列しながらスパイラル状に巻回する第1のコイルパターンおよび第2のコイルパターンを含む薄膜コイルであって、 前記第1のコイルパターンの断面および前記第2のコイルパターンの断面の双方が、前記下地から遠い側に位置して2つの底角を規定する一方の端縁を互いに平行な一組の対辺のうちの長い方の対辺とし、かつ前記下地に近い側に位置する他方の端縁を前記一組の対辺のうちの短い方の対辺とする台形状を有している ことを特徴とする薄膜コイル。

IPC (2件)：

H01F 17/00 ,  H01F 41/04

FI (2件)：

H01F17/00 B ,  H01F41/04 C

Fターム (4件)：

5E062FF01 ,  5E070AA01 ,  5E070CB02 ,  5E070CB12

引用特許：

出願人引用 (2件)

• コモンモードチョークコイル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-296936   出願人：京セラ株式会社
• コイル部品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-324930   出願人：株式会社村田製作所

審査官引用 (2件)

• プリント基板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-063932   出願人：キヤノン株式会社
• 平面コイルおよびそれを用いた平面磁気素子およびそれらの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-115012   出願人：株式会社東芝