特許
J-GLOBAL ID:200903053463301710
冷却塔、冷却塔における循環水の冷却方法および冷却塔における循環水冷却用散布水の冷却方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-014857
公開番号(公開出願番号):特開2006-200849
出願日: 2005年01月21日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 薬剤を用いずに、冷却塔においてレジオネラ属菌が繁殖するのを効果的に抑制する。【解決手段】 冷却塔110において、本体140の貯留部143から供給経路149を通じて供給される循環水は、軟水であり、冷却負荷装置130を冷却後、回収経路151のノズル152から貯留部143へ向けて散水される。散水された循環水は、ファン144の回転によりルーバ142から開口部141へ通過する外気に触れて冷却され、供給経路149を通じて冷却負荷装置130へ供給される。この際、循環水の一部は、通過する外気と共に本体140外へ飛散する。インバータ146によりモータ145を変速し、ファン144の回転速度を調整すると、循環水は、飛散が抑制されてMアルカリ成分濃度を基準とした濃縮倍率が高まる。これにより、循環水は、pHが9以上に維持され、レジオネラ属菌の繁殖が抑制される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷却負荷装置を冷却する循環水を冷却するための冷却塔であって、
前記循環水を供給するための循環水供給装置と、
上部に開口部を有しかつ底部に前記循環水供給装置から供給される前記循環水を貯留するための貯留部を有する、側面に通気孔を有する筒型の本体と、
前記本体内において前記通気孔から前記開口部へ外気が通過するよう、前記本体内において気流を発生させるためのファンと、
前記ファンを回転駆動するためのモータと、
前記モータの回転速度を変速するためのインバータと、
前記貯留部から前記冷却負荷装置へ前記循環水を供給するための供給経路と、
前記冷却負荷装置へ供給された前記循環水を前記本体へ回収するための回収経路とを備え、
前記回収経路の末端部は、前記本体内において前記ファンの下方に配置されており、かつ、前記貯留部へ向けて前記循環水を散水するための散水口を有しており、
前記循環水供給装置は、前記貯留部に対して前記循環水として利用する軟水を供給する、
冷却塔。
IPC (3件):
F28F 25/10
, F28C 1/16
, F28F 27/00
FI (3件):
F28F25/10
, F28C1/16
, F28F27/00 501A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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特開昭59-093195
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冷却塔及びその冷却能力制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-145201
出願人:矢崎総業株式会社
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開放循環冷却水系の防食・防スケール方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-252430
出願人:栗田工業株式会社
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特公昭50-039934
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特開平2-197778
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冷却水制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-127077
出願人:積水化学工業株式会社
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特公昭50-035752
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循環冷却水の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-191222
出願人:栗田工業株式会社
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