特許
J-GLOBAL ID:200903083437812185

開放循環冷却水系の防食・防スケール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252430
公開番号(公開出願番号):特開平9-094598
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 冷却水系の高濃縮運転を実施し、ブロー水量を低減して用水の節減を図ると共に、薬品を使用せずに、或いは必要最小限度の薬品の使用によって腐食防止とスケール防止を達成し、冷却排水の環境への影響を極力低減する。【解決手段】 補給水の硬度成分(カルシウムイオン及びマグネシウムイオン)を除去し、ブロー水量を減少させて、循環冷却水の総アルカリ度が500mg-CaCO3 /L以上、pHが9.0以上となるように濃縮倍数を調整する。【効果】 補給水の硬度成分を除去して、淡水中に含まれる塩類が濃縮されることにより析出する炭酸カルシウム及び珪酸マグネシウムスケールを防止する。軟水を給水した場合でも、ブロー水量を減少させて濃縮度を高め、冷却水のpHと総アルカリ度を所定値以上にすることによって、金属の腐食を防止することができる。pH9.0以上とすることで、シリカスケールの生成も抑制できる。
請求項(抜粋):
開放循環冷却水系の熱交換器や配管などの金属の腐食を防止すると共に、伝熱面への炭酸カルシウムなどのスケールの付着を防止する方法において、該冷却水系に供給する補給水の硬度成分を除去すると共に該冷却水系から排出するブロー水量を減少させて、該冷却水系の循環冷却水の総アルカリ度が500mg-CaCO3 /L以上、pHが9.0以上となるように濃縮倍数を調整することを特徴とする開放循環冷却水系の防食・防スケール方法。
IPC (7件):
C02F 5/00 610 ,  C02F 5/00 ,  C02F 5/00 620 ,  C02F 5/10 610 ,  C02F 5/10 620 ,  C02F 5/10 ,  C23F 14/00
FI (8件):
C02F 5/00 610 D ,  C02F 5/00 610 E ,  C02F 5/00 620 B ,  C02F 5/10 610 A ,  C02F 5/10 620 A ,  C02F 5/10 620 B ,  C23F 14/00 ,  C02F 5/14 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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