特許
J-GLOBAL ID:200903053465454603

スリットダイ、ならびに、塗膜を有する基材の製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-055860
公開番号(公開出願番号):特開2004-283820
出願日: 2004年03月01日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】リップ間隙精度が容易に得られ、高い塗膜厚み精度で均一に塗膜を形成することができるスリットダイ、ならびに、このスリットダイを用いた塗膜を有する基材の製造方法、および、製造装置を提供すること。【解決手段】一対の対向するリップの組み合わせにより、リップ間に、リップ間隙と該リップ間隙の下端に形成された塗布液の吐出口を有するスリットダイ1において、少なくとも一方のリップが、上下方向に重ねられ、かつ、前記吐出口の長手方向に直角な方向に相対移動可能な少なくとも2つのブロック4,5からなり、更に、これらのブロックの相対位置を調整可能に係合するブロック係合要素8、相対位置の調整後に互いに締結するブロック締結要素9、前記吐出口側とは反対側の外面に取り付けられ、ブロックの相対移動の位置を規定する位置決め要素10、および、前記位置決め要素を固定する位置決め要素の固定要素20とから構成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1のリップと第2のリップからなり、前記第1のリップと前記第2のリップとは、前記第1のリップの内面と前記第2のリップの内面とが対向する状態でリップ締結要素により一体化され、これら対向する内面の一部が間隔を置いて位置することにより、液体供給路と前記リップの長手方向に延びたリップ間隙が形成され、前記リップ間隙の下端は、外方に開放された吐出口を形成し、前記リップ間隙の長手方向の両側端は、外方に対し閉塞され、前記リップ間隙の上端は、前記液体供給路に連なっているスリットダイにおいて、 (a)前記第1のリップが、第1のブロックと第2のブロックとからなり、 (b)前記第1のリップの前記リップ間隙を形成する面に直角な方向における前記第1のブロックと前記第2のブロックとの相対位置を調整可能に、前記第1のブロックと前記第2のブロックとを係合するブロック係合要素と、 (c)前記相対位置が調整された後、前記第1のブロックと前記第2のブロックとを締結し一体化するブロック締結要素と、 (d)前記第1のリップの前記内面とは反対側における前記第1のブロックの外面と前記第2のブロックの外面とに係合し、前記第1のブロックと前記第2のブロックとの前記相対位置を規定する位置決め要素と、 (e)前記位置決め要素を前記第1のリップに固定する位置決め要素の固定要素とを有し、 (f)前記位置決め要素と前記位置決め要素の固定要素により、前記リップ間隙の長手方向における間隙幅分布が、調整できることを特徴とするスリットダイ。
IPC (3件):
B05C5/02 ,  B05D1/26 ,  G02B5/20
FI (3件):
B05C5/02 ,  B05D1/26 Z ,  G02B5/20 101
Fターム (28件):
2H048BA02 ,  2H048BA64 ,  2H048BB22 ,  2H048BB42 ,  4D075AC02 ,  4D075AC74 ,  4D075AC93 ,  4D075CA48 ,  4D075CB07 ,  4D075DA06 ,  4D075DB13 ,  4D075DC19 ,  4D075DC21 ,  4D075DC24 ,  4D075EA07 ,  4D075EB39 ,  4D075EB47 ,  4D075EC01 ,  4D075EC11 ,  4F041AA02 ,  4F041AA05 ,  4F041AB01 ,  4F041BA05 ,  4F041BA12 ,  4F041BA56 ,  4F041BA57 ,  4F041CA02 ,  4F041CA16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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