特許
J-GLOBAL ID:200903053500973104

管継手の口径変更不断流工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-333616
公開番号(公開出願番号):特開2005-098406
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 分岐口増径工事を不断流状態で、かつ、工費の低廉化と工期の短縮化を図りながら行う。【解決手段】 流体管1内の流体の流れを維持したまま流体管1の貫通孔及び継手本体の分岐管部、開閉弁の各口径を大きな口径に変更する工法であって、孔閉塞冶具Bの弾性閉塞体12を拡径膨出状態に変更して流体管1の小口径貫通孔を密封し、その状態で孔閉塞冶具Bのケースと開閉弁及び継手本体を取り外す。次に、大口径の交換用継手本体Eを、残置されている孔閉塞冶具Bの一部を分岐管部7内に挿通させた状態で装着したのち、それの分岐管部7に、孔閉塞冶具Bの一部を挿通させた状態で大口径の交換用開閉弁8を取り付ける。弾性閉塞体12を縮径収縮状態に変更して、交換用開閉弁8から孔閉塞冶具Bを取り外し、交換用開閉弁8に装着した回転切削具で小口径貫通孔の周縁に大口径の貫通孔を形成した後、穿孔装置を取り外す。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
流体管に、それの周方向に沿って脱着自在に固定連結される複数の分割継手体を備え、かつ、そのうちの一つに流体管に形成された貫通孔に対して管径方向から連通する分岐管部を突設してある継手本体が装着されているとともに、継手本体の分岐管部に開閉弁が取付けられている管継手において、流体管内の流体の流れを維持したまま流体管の貫通孔及び継手本体の分岐管部、開閉弁の各口径を大きな口径に変更する工法であって、下記(イ)〜(へ)の工程を備えている管継手の口径変更不断流工法。 (イ)流体管の小口径貫通孔に対して開閉弁内及び継手本体の分岐管部内を通して管径方向から抜き差し自在で、かつ、径方向外方への弾性膨出変形によって流体管の小口径貫通孔に密封状態で装着維持可能な弾性閉塞体と、この弾性閉塞体を拡径膨出状態と縮径収縮状態とに変更する操作手段が備えられた孔閉塞冶具のケースを、弾性閉塞体が管径方向に移動操作自在に密封される状態で開閉弁に装着するとともに、孔閉塞冶具の操作手段を外部から操作して、流体管の小口径貫通孔に挿入された縮径収縮状態の弾性閉塞体を拡径膨出状態に変更することにより、流体管の小口径貫通孔を密封する。 (ロ)孔閉塞冶具の弾性閉塞体及び操作手段を拡径膨出状態に装着維持したまま、孔閉塞冶具のケースと開閉弁及び継手本体の各分割継手体を取り外す。 (ハ)次に、流体管に、それの周方向に沿って脱着自在に固定連結される複数の分割継手体を備え、かつ、そのうちの一つに流体管の小口径貫通孔に対して管径方向から連通する大口径の分岐管部が突設されている交換用継手本体を、残置されている孔閉塞冶具の一部を分岐管部内に挿通させた状態で装着したのち、交換用継手本体の分岐管部に、これから突出する孔閉塞冶具の一部を挿通させた状態で大口径の交換用開閉弁を取り付け、更に、孔閉塞冶具のケースを、弾性閉塞体が管径方向に移動操作自在に密封される状態で交換用開閉弁に装着する。 (ニ)孔閉塞冶具の操作手段を外部から操作して、流体管の貫通孔を密封している拡径膨出状態の弾性閉塞体を縮径収縮状態に変更したのち、孔閉塞冶具の弾性閉塞体をケース側に引き出し、交換用開閉弁を閉じ操作する。 (ホ)交換用開閉弁から孔閉塞冶具を取り外したのち、流体管の小口径貫通孔よりも大口径の回転切削具を備えた穿孔装置のケースを、回転切削具が管径方向に移動操作自在に密封される状態で交換用開閉弁に装着し、開き操作された交換用開閉弁内及び交換用継手本体の分岐管部内を通して回転切削具を送り込むことにより、流体管に形成されている小口径貫通孔の周縁に大口径の貫通孔を形成する。 (へ)穿孔装置の回転切削具をケース側に引き出し、交換用開閉弁を閉じ操作したのち、交換用開閉弁から穿孔装置を取り外す。
IPC (3件):
F16L41/06 ,  F16L1/024 ,  F16L55/00
FI (3件):
F16L41/06 ,  F16L55/00 C ,  F16L1/02 B
Fターム (4件):
3H019CA01 ,  3H019CA06 ,  3H019CB01 ,  3H019CB02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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