特許
J-GLOBAL ID:200903053529958708

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291800
公開番号(公開出願番号):特開平7-139619
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 変速時にライン圧を最適値に保持することができ、変速時間を短縮しつつ、変速ショックの発生を有効に防止することができる自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 自動変速機2においては、シフトアップ変速時には、コントロールユニットCによってトルクダウンが行われ、アウトプットシャフトトルクの上昇が抑制されて変速ショックの発生が防止される。また、コントロールユニットCによって、目標トルクに基づいて入力トルク油圧が設定される一方、タービンシャフト5の角加速度に基づいてイナーシャ油圧が設定され、さらに入力トルク油圧とイナーシャ油圧とに基づいて目標ライン圧が設定される。このため、摩擦要素の締結力が、伝達トルクに応じた適切なものとなり、変速時間が短縮され、かつ変速ショックの発生が防止される。
請求項(抜粋):
機械式の変速機構と、該変速機構の変速特性を切り替える油圧式の摩擦要素と、該摩擦要素に対して作動油圧を給排する油圧機構とが設けられている自動変速機の油圧制御装置であって、変速に際して、変速機構の変速前後の入力側回転数の変化量と、変速機構への入力トルクとに基づいて目標変速時間を設定する目標変速時間設定手段と、該目標変速時間設定手段によって設定された目標変速時間と、変速機構の変速前後の入力側回転数の変化量とに基づいて、変速機構の入力側回転数の角加速度を演算する角加速度演算手段と、該角加速度演算手段によって演算された入力側回転数の角加速度に基づいて、変速機構への動力伝達系の慣性モーメントに起因する力のモーメントを吸収するためのイナーシャ油圧を設定するイナーシャ油圧設定手段と、変速機構への入力トルクに基づいて、該入力トルクに相応する入力トルク油圧を設定する入力トルク油圧設定手段と、イナーシャ油圧設定手段によって設定されたイナーシャ油圧と、入力トルク油圧設定手段によって設定された入力トルク油圧とに基づいて油圧機構の最終的な目標油圧を設定する目標油圧設定手段とが設けられていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:38
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る