特許
J-GLOBAL ID:200903053571642605

マイクロメカニカルピペット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070523
公開番号(公開出願番号):特開平10-318150
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 非常に少量の液体を高精度でピペット採取でき、これにより周知先行技術による装置の欠点を解消したマイクロメカニカルピペット採取装置を提供する。【解決手段】 ピペットモジュールのマイクロメカニカル構造はシリコンウェーハ14上に一体構成される。ピペットモジュールの内部に第一室15が配置され、その内容積が該室の壁の一部をなす膜16の変位によって変化されるようになされる。ピペットモジュールには通路18も形成され、第一室とピペットモジュールの入口/出口12との間に直接的なバルブのない流体連結を確立する。膜を変位させるための作動装置19が備えられ、これにより駆動される膜の変位によって第一室15に対して或る量の空気または液体を吸引または排出するようになされ、これがさらに入口/出口12に取付けられるピペットチップ13に対して或る量の液体試料を吸引または排出するようになされる。
請求項(抜粋):
1マイクロリットルより少ない最少値と約10マイクロリットルの最大値との間の範囲内の量の液体をピペット採取するマイクロメカニカルピペット装置であって、着脱可能なピペットチップ(13)に連結されるようになされるか、ピペットチップ(13)と一体構成される入口/出口(12)を有する一体構成されたピペットモジュール(11)を含んでなり、前記一体構成されたピペットモジュール(11)はマイクロメカニカル構造を含んでいて、このマイクロメカニカル構造はシリコンウェーハ(14)上に一体構成されるとともに、a) 前記ピペットモジュール(11)の内部に配置された第一室(15)であって、前記第一室(15)の内部に含まれる容積は該室の壁の一部をなしている膜(16)の変位によって変化されるようになされており、前記第一室(15)は唯一の開口(17)を有していて、前記開口は永続的に開口されて流体が前記第一室(15)の内部に対して流入出できるようになされている前記第一室(15)、b) 前記ピペットモジュール(11)の内部に配置された通路(18)であって、第一室(15)の前記開口(17)とピペットモジュール(11)の入口/出口(12)との間に直接的なバルブのない永続的な流体連結を確立している前記通路(18)、c) 前記膜(16)を変位させ、これにより前記第一室(15)に対して或る量の空気または液体を吸引または排出するようになし、これがさらに或る量の液体試料を前記ピペットチップ(13)に対してそれぞれ吸引または排出させるようになす作動手段(19)、d) 膜(16)の変位に関する第一出力信号を発生させる第一センサー手段(21)、を含んでいるマイクロメカニカルピペット装置。
IPC (3件):
F04B 43/02 ,  G01N 1/00 101 ,  G01N 35/10
FI (3件):
F04B 43/02 A ,  G01N 1/00 101 K ,  G01N 35/06 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 自動分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-094626   出願人:株式会社東芝
  • 自動分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041314   出願人:株式会社東芝
  • 特開平3-247268
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