特許

J-GLOBAL ID：200903053699798888

スラスト動圧軸受及びこれを備えたスピンドルモータ

発明者： 市山 義和
出願人/特許権者： 日本電産株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-265709
公開番号（公開出願番号）：特開2002-070866
出願日： 2000年09月01日
公開日（公表日）： 2002年03月08日
要約：

【要約】【課題】 ポンプインタイプのスパイラル溝によって動圧を発生するスラスト動圧軸受において、簡易な構成で軸受の中心部に滞留しやすい気泡を軸受外部に排除し、安定した軸支持力を得ることが可能であるとともに、耐久性並びに信頼性に優れたスラスト動圧軸受及びこのスラスト動圧軸受を備えたスピンドルモータを提供すること。【解決手段】 円板状のスラストプレートと、これと軸線方向に間隙を介して対向するカウンタプレートとの間に規定される軸線方向の間隙中に保持されたオイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝とを備え、この動圧発生溝を、スラストプレートの中心部において動圧の圧力ピークを発生するポンプインタイプのスパイラル溝とし、また、スパイラル溝の発生する動圧の分布形状が軸対称とならないよう、補助溝が設けられる。

請求項（抜粋）：

円板状のスラストプレートと、該スラストプレートの平面部と軸線方向に間隙を介して対向するカウンタプレートと、該スラストプレートとカウンタプレートとの間に規定される軸線方向の間隙中に保持されたオイルと、該オイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝とを備えてなるスラスト動圧軸受であって、前記動圧発生溝を、円周方向に並列状に配設され且つ前記スラストプレートの中心部において動圧の圧力ピークを発生するポンプインタイプのスパイラル溝とし、また、該スパイラル溝の発生する動圧の分布形状が軸対称とならないよう、補助溝が設けられることを特徴とするスラスト動圧軸受。

IPC (5件)：

F16C 33/10 ,  F16C 17/10 ,  H02K 5/16 ,  H02K 7/08 ,  H02K 21/22

FI (5件)：

F16C 33/10 Z ,  F16C 17/10 A ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 7/08 A ,  H02K 21/22 M

Fターム (41件)：

3J011AA07 ,  3J011AA12 ,  3J011AA20 ,  3J011BA05 ,  3J011BA06 ,  3J011BA08 ,  3J011CA03 ,  3J011DA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011LA05 ,  3J011MA08 ,  3J011MA12 ,  5H605AA07 ,  5H605BB05 ,  5H605BB10 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605EB06 ,  5H607AA01 ,  5H607AA02 ,  5H607AA12 ,  5H607BB01 ,  5H607BB07 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607CC01 ,  5H607DD03 ,  5H607DD15 ,  5H607FF01 ,  5H607GG09 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15 ,  5H607JJ06 ,  5H621BB07 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621JK19

引用特許：

審査官引用 (4件)

• ディスク駆動装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-329408   出願人：日本電産株式会社
• 流体動圧軸受を備えたモ-タ及びこのモ-タを備えた記録ディスク駆動装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-224700   出願人：日本電産株式会社
• 回転装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-001155   出願人：コニカ株式会社
• スピンドルモ-タ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-373002   出願人：日本精工株式会社