特許
J-GLOBAL ID:200903053701091134

オートフォーカス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203315
公開番号(公開出願番号):特開平10-048512
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 広い走査範囲に渡って短時間で走査を行なって精度良くフォーカスポイントを検出可能なオートフォーカス装置を実現すること。【解決手段】 オートフォーカス装置4は、点aからbの広い範囲で顕微鏡ステージを粗いピッチで移動して映像信号のコントラストカーブ96Cを得る。この粗フォーカス動作に続いて、点dからeの狭い範囲で顕微鏡ステージを細かいピッチで移動してコントラストカーブ97Cを得る。この密フォーカス動作によっ得られるカーブ97Cのピーク値P2と最小値PLの差Δ2が値Δ0よりも大きい場合にのみ、このピーク値P2の位置をフォーカスポイントとして採用する。広い走査範囲に渡って短時間で精度良く映像信号のコントラストを求めることができ、しかも常に正確なフォーカスポイントの位置を検出できる。
請求項(抜粋):
レンズ光学系を介して被写体の光像が入力される撮像素子と、前記レンズ光学系を走査することにより前記撮像素子を介して時系列的に入力される被写体の映像信号に含まれる高周波数成分から各映像信号のコントラスト値を検出するコントラスト検出回路と、当該コントラスト検出回路によりコントラスト値のピーク値が検出された時点をフォーカスポイントであると判別してオートフォーカス動作を行うオートフォーカス装置において、第1の移動ピッチで第1の走査幅の範囲に渡って前記レンズ光学系を走査することにより映像信号のコントラスト検出を行なう粗フォーカス動作と、前記第1の移動ピッチよりも小さな第2の移動ピッチで前記粗フォーカス動作によって得られたコントラストのピーク値を含む第2の走査幅の範囲に渡って映像信号のコントラスト検出を行なう密フォーカス動作とを行うようになっており、前記密フォーカス動作によって得られた映像信号のコントラストカーブのピーク値と最小値の差が予め設定した値を越える場合には、当該コントラストカーブのピーク値が検出された時点をフォーカスポイントであると判別するようになっていることを特徴とするオートフォーカス装置。
IPC (2件):
G02B 7/36 ,  G02B 21/36
FI (2件):
G02B 7/11 D ,  G02B 21/36
引用特許:
審査官引用 (6件)
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