特許
J-GLOBAL ID:200903053781658130

能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070395
公開番号(公開出願番号):特開平11-272339
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 限られた低周波数において安価な制御手段を用いて、制振対象に対する適正な防振効果を得ることができる能動型防振装置を提供する。【解決手段】 エンジンのアイドリング時に、イグニッションパルス信号SF 及び車速信号SS が正弦波信号生成装置11に入力されると、この信号は振動に応じた位相及び周波数に調整された正弦波信号SSIに変換して出力される。同時に、キャリア信号生成装置12において、可聴信号周波数以上の周波数の三角波であるキャリア信号SC が生成される。正弦波信号とキャリア信号Sが、比較器13に入力され、正弦波信号がキャリア信号より大きい場合にオンとなる幅変調されたパルス信号として出力され、スイッチング装置14をオンオフさせることにより、バッテリ電源15から制御電気信号が、エンジンマウント20の電磁石55のコイルへ通電され、加振板36が上下方向に加振され、能動的に防振効果が発揮される。
請求項(抜粋):
制振対象部材からの振動入力によって弾性変形させられる本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて液体が封入された液室を有すると共に、駆動手段によって変位させられる加振板にて該液室の壁部の他の一部が構成されてなる防振装置本体と、前記制振対象部材の振動に対応した制御電気信号を前記駆動手段に加えて、該駆動手段により前記加振板を加振させるように制御する振動制御手段とを備え、前記液室を、前記本体ゴム弾性体の弾性変形に基づく圧力変化が及ぼされる主液室と、前記加振板の変位に基づく圧力変化が及ぼされる副液室を含んで構成すると共に該主液室と副液室を連通するオリフィス通路を設けた能動型防振装置であって、前記駆動手段を、加えられる前記制御電気信号の大きさに対応した大きさの駆動力を生じる電気・機械変換手段により構成し、前記振動制御手段を、前記制振対象部材の振動に対応した周波数及び位相の正弦波信号を生成する正弦波信号生成手段と、該正弦波信号の最高周波数の少なくとも10倍以上の周波数の矩形波または三角波であるキャリア信号を生成するキャリア信号生成手段と、前記正弦波信号をキャリア信号の大小を比較し、両信号の内のいずれか一方が他方より大きいときをオン状態として幅変調されたパルス信号を出力する比較手段と、該幅変調パルス信号の入力に応じてオンオフすることにより、前記駆動手段に対して該幅変調パルス信号に応じた電源からの給電を行わせるスイッチング手段とにより構成したことを特徴とする能動型防振装置。
IPC (4件):
G05D 19/02 ,  F16F 13/26 ,  F16F 15/02 ,  B60K 5/12
FI (4件):
G05D 19/02 ,  F16F 15/02 B ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 630 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 制御型防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-188414   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 振動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-110803   出願人:本田技研工業株式会社
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-342132   出願人:松下電工株式会社

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