特許
J-GLOBAL ID:200903053781886779

静電複写用作像部材ベルトの処理方法及び静電複写用作像部材ベルトの処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-000412
公開番号(公開出願番号):特開平11-265076
出願日: 1999年01月05日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 可とう性静電複写用作像ベルトのシーム部分の機械的特性を改善する。【解決手段】 シーム30を有する作像ベルト10は、熱可塑性ポリマーマトリクス層を含むベルト部材をシーム部分でつなぎ合わせて環状に形成される。ベルト10は真空コンベヤ-104により、真空保持装置100の上部に装置100との間に間隔を空けた位置からつり下げられる。真空保持装置100はベルト10のつり下がった部分を開口103で吸着し、シームとその近傍領域を曲率半径約9.5ミリメートル〜約50ミリメートルの少なくともほぼ半円形の断面をもつアーチ状に維持する。その状態で、シーム及びその近傍領域をポリマーマトリクスのガラス遷移温度より高い温度まで加熱し当該部分の応力を解放する。シーム部分は他の熱容量部材に接していないので、加熱に要する熱量は少なく、冷却も迅速に行われる。
請求項(抜粋):
可とう性部材を接合して形成される静電複写用作像部材ベルトの処理方法であって、熱可塑性ポリマーマトリクスを含む少なくとも一つの作像層を含み、一方の側端縁から他方の側端縁へ渡る接合部を有する作像部材ベルトを提供するステップと、前記作像部材ベルトの前記接合部および前記接合部の両側に隣接する領域を、実質的に9.5ミリメートルから50ミリメートルの曲率半径であって少なくとも実質的に半円形の部分を含むアーチ状に維持している間に、前記作像部材ベルトを前記接合部から間隔をあけて設置した少なくとも1つの真空保持装置で支持するステップと、前記作像部材ベルトの前記接合部および前記接合部の両側に隣接する領域中の前記作像層の熱可塑性ポリマーマトリクスの温度を、前記作像部材ベルトを支持する部材を大幅に加熱することなく、熱可塑性ポリマーマトリクスの少なくともガラス遷移温度(Tg)まで加熱するステップと、前記接合部および前記作像部材ベルト両側の露出した表面および領域を気体と接触させて、前記作像部材の前記接合部の両側に隣接する領域をアーチ状に維持している間に、前記接合部および前記作像部材ベルト両側の領域の温度をポリマーマトリクスの前記ガラス遷移温度より低い温度まで急速に冷却するステップと、を含む静電複写用作像部材ベルトの処理方法。
IPC (3件):
G03G 5/02 101 ,  F16G 3/10 ,  G03G 21/00 350
FI (3件):
G03G 5/02 101 Z ,  F16G 3/10 B ,  G03G 21/00 350
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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