特許
J-GLOBAL ID:200903053787283413

正内圧缶用缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-278915
公開番号(公開出願番号):特開2000-109068
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 薄板材を使用しても実用に耐え得る性能と強度及びシャッフル性を維持することのできる正内圧缶用缶蓋を提供する。【解決手段】 チャック壁5とパネル部2の中心軸線に沿う方向とのなす角が10°以上20°以下であるとともに、曲面連結壁4がパネル部2側に突出する形状を有し、曲面連結壁4の曲線の曲率半径が0.66mm以上9.00mm以下であって、曲面連結壁4に接続している強化環状溝3の外周側底壁の内側曲率円と曲面連結壁4に接続しているショルダー壁5の外側曲率円とを結ぶ共通接線から曲面連結壁4の突出部までの最大距離が前記パネル部の厚さの10%以上50%以下であるとともに、同じ方向を向けて複数枚積層し、ずらした際に、一方の曲面連結壁4と他方の強化環状溝3の底壁3bとが当接するように缶蓋1が形成されている。
請求項(抜粋):
ほぼ円盤状のパネル部の外周に、前記パネル部の板厚方向に窪んだ断面U字状の強化環状溝が形成されており、その強化環状溝の内側壁が前記パネル部の板厚方向に延出するように連続し、かつその内側壁の外周側に前記強化環状溝の底壁が前記パネル部の半径方向外側に連続して延出し、さらに、該底壁の外周側に前記強化環状溝の外側壁が前記パネル部の半径方向において前記内側壁と対向するように延出して連続し、該外側壁の外周側に前記パネル部の中心軸線方向に沿って切断した断面が湾曲した形状となる曲面連結壁が前記パネル部の板厚方向に延出するように連続し、該曲面連結壁の外周側にテーパ筒状のチャック壁が連続して形成されるとともに、該チャック壁の外周側にラッパ状のショルダー壁が連続し、さらに、該ショルダー壁の外周側に前記パネル部の半径方向で外側に延出し、半径方向内側に曲げ戻された外周端を有するフランジ・カール部が連続して形成された正内圧缶用缶蓋において、前記チャック壁と前記パネル部の中心軸線とのなす角度が10°以上20°以下であり、前記曲面連結壁が前記パネル部側に凸となる形状を有するとともにその凸となる部分の曲率半径が0.66mm以上9.00mm以下であり、その曲面連結壁に接続している前記強化環状溝の外周側底壁の内側曲率円と該曲面連結壁に接続している前記ショルダー壁の外側曲率円とを結ぶ共通接線から該曲面連結壁の突出部までの最大距離が前記パネル部の板厚の10%以上50%以下であり、向きを揃えて積層した状態で半径方向にずらした際に、一方の曲面連結壁と他方の強化環状溝の底壁とが当接するように形成されていることを特徴とする正内圧缶用缶蓋。
IPC (3件):
B65D 8/04 ,  B65D 8/08 ,  B65D 8/20
FI (3件):
B65D 8/04 L ,  B65D 8/08 ,  B65D 8/20 Z
Fターム (4件):
3E061AA16 ,  3E061AB08 ,  3E061BB07 ,  3E061DB09
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 缶 蓋
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-066331   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特開平3-275443

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