特許
J-GLOBAL ID:200903053796550726

外科クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  西山 雅也 ,  樋口 外治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-509972
公開番号(公開出願番号):特表2004-503276
出願日: 2001年06月07日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
胃腸管を吻合する際の外科クリップとそれを使用する方法が提供される。外科クリップは、少なくとも一部が形状記憶合金(SMA)から形成されており、類似の形状及びサイズで各々が中央開口部を有し且つ並べ合わせて配置されたときに完全に重なり合う第1の長さのワイヤと第2の長さのワイヤと、第1の長さのワイヤと第2の長さのワイヤとの間に位置し且つSMAから形成されている中間部分と、第1のワイヤと連係している切断要素と、第2の長さのワイヤと連係しており且つ切断要素と係合して切断を行うように配置されている対応要素とを備える。第1の長さのワイヤ及び第1の長さのワイヤは、少なくとも予め定められた温度になったときに、並び合って閉じた位置に配置されると共にSMAが弾性状態になり、予め定められた温度より低い温度になったときに、SMAが塑性状態になり、それによって、第1の長さのワイヤ及び第2の長さのワイヤが離間した位置に移動させられてその離間した位置を保持することが可能となり、少なくとも予め定められた温度への加熱により、第1の長さのワイヤ及び第2の長さのワイヤを閉じさせ、その間の組織を圧迫する。
請求項(抜粋):
中央開口部を有した閉じた幾何学的形状を規定する第1の長さのワイヤと、 形態及び大きさが前記第1の長さのワイヤと類似であり且つ閉じた幾何学的形状を規定する第2の長さのワイヤであって、第1の長さのワイヤと第2の長さのワイヤとが並べ合わせて配置されたときに完全に重なり合うようになっている第2の長さのワイヤと、 前記第1の長さのワイヤと前記第2の長さのワイヤとの間に位置し、形状記憶合金から形成されている中間部分と、 前記第1の長さのワイヤと連係している切断要素と、 前記第2の長さのワイヤと連係しており、前記切断要素と係合して切断を行うように配置された対応要素と、 を備え、第1の温度以上になったときに、前記第1の長さのワイヤと前記第2の長さのワイヤとが並び合って閉じた位置に配置され且つ前記形状記憶合金が弾性状態になり、前記第1の温度より低い第2の温度以下になったときに、前記形状記憶合金が塑性状態になり、それにより、前記第1の長さのワイヤ及び前記第2の長さのワイヤが離間した位置に移動させられてその離間した位置を保持することが可能となり、前記第1の温度と少なくとも等しい温度まで加熱されたときに、前記第1の長さのワイヤ及び前記第2の長さのワイヤが前記並び合って閉じた位置に戻り、それにより、前記第1の長さのワイヤと前記第2の長さのワイヤとの間に位置する組織に圧縮力を付与するようにした、少なくとも一部が形状記憶合金から形成される外科クリップ。
IPC (1件):
A61B17/11
FI (1件):
A61B17/11
Fターム (3件):
4C060CC02 ,  4C060CC32 ,  4C060MM26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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