特許
J-GLOBAL ID:200903053824203220

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038868
公開番号(公開出願番号):特開平8-232725
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 気筒別フィードバック制御を実行するのに不適切な様々な運転状態や環境状態に対処して、安定した気筒別フィードバック制御を行うことができる内燃機関の燃料噴射量制御装置を提供する。【構成】 空燃比センサ54の検出出力を所定の理論モデルに適用することによって排気系集合部の空燃比KACTをサンプリングし、オブザーバが空燃比KACTに基づいて気筒別空燃比を推定し、PID制御則が気筒別空燃比補正係数#nKLAFを算出して、気筒毎の出力燃料噴射量#nTout のバラツキを補正する。異常判断部FAILは、内燃機関の運転状態及び環境状態を計測する検出センサの異常の有無や失火の発生の有無を判断し、異常発生時と判断すると、PID制御則の処理を停止、または、前記気筒別空燃比補正係数#nKLAFの値を正常時より小さな値に変更させることで気筒別フィードバック制御の条件を制御する。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関の排気系集合部に配置され、前記多気筒内燃機関の各気筒から排出される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記多気筒内燃機関の排気系における空燃比の挙動を規定するモデルに基づいて、前記空燃比を入力すると共に前記排気系の内部状態を観測するオブザーバを設定して、各気筒の空燃比を推定する空燃比推定手段と、前記推定された各気筒の空燃比に基づいて各気筒の空燃比のバラツキを減少させるように、前記多気筒内燃機関の各気筒に供給する気筒別燃料噴射量を補正する気筒別空燃比補正係数を算出する空燃比補正係数算出手段とを備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、前記多気筒内燃機関の運転状態及び環境状態を計測する検出センサの異常の有無を判断し、異常発生時と判断すると、前記空燃比補正係数算出手段の前記算出処理を停止、または、前記気筒別空燃比補正係数の算出速度を正常時より小さな値に変更させる異常判断手段を具備することを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/02 301
FI (3件):
F02D 41/14 310 K ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/02 301 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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