特許
J-GLOBAL ID:200903053831791367

護岸用矢板壁の笠コンクリート施工方法及び笠コンクリートブロック並びに高さ調節ボルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-056381
公開番号(公開出願番号):特開2003-253648
出願日: 2002年03月01日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 笠コンクリートの背面側法面には所定の勾配を有する背面法枠が構築されるような護岸用矢板壁の笠コンクリートの施工性を顕著に改善する護岸用矢板壁の笠コンクリート施工方法を提供する。【解決手段】 矢板壁1の上部に、上面壁3、水側の前面壁4及び岸側の背面壁5を有する笠コンクリートブロック2を、高さ調節ボルト8を介して矢板壁1の上部を覆うように据え付け、次いで中詰コンクリートを打設する笠コンクリートの施工方法である。笠コンクリートブロック2は、上面壁3と前面壁4と背面壁5とが一体の横断面略々逆U字状に形成され、背面壁5には背面法枠106と直角に傾斜壁部5aが形成され,傾斜壁部5aの下端から垂下する垂直壁部5bが形成されているブロック本体を使用した。ブロック本体2の据付け作業時には高さ調節ボルト8によりブロック本体2の高さ方向及び前後方向の位置決めを行い、据付け隙間の埋め戻し作業を行う。
請求項(抜粋):
複数の鋼矢板を並列状に打設して構築された矢板壁の上部に、少なくとも1つの開口部を有する上面壁、水側の前面壁及び岸側の背面壁を有する笠コンクリートブロックを、高さ調節ボルトを介して上記矢板壁上部を覆うように据え付け、次いで据え付けられた笠コンクリートブロックの内部に中詰コンクリートを打設することにより、矢板壁の上部に笠コンクリートを構築する笠コンクリートの施工方法であって、構築された笠コンクリートの背面側法面には所定の勾配を有する背面法枠が構築される護岸用矢板壁の笠コンクリート施工方法において、上記笠コンクリートブロックとして、その上面壁と前面壁と背面壁とが一体の横断面略々逆U字状に形成され、上記背面壁にはその上部に上記背面法枠と直角の位置関係を有する傾斜壁部が形成されていると共にその下部に上記傾斜壁部の下端から垂下する垂直壁部が形成されているブロック本体を使用し、このブロック本体の据付け作業時にはその背面壁の垂直壁部下方に据付け作業用の据付け隙間を設けて上記高さ調節ボルトによりブロック本体の高さ方向及び前後方向の位置決めを行い、また、中詰コンクリートの打設作業時にはこの打設作業に先駆けて上記据付け隙間の埋め戻し作業を行うことを特徴とする護岸用矢板壁の笠コンクリート施工方法。
Fターム (1件):
2D018BA15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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