特許
J-GLOBAL ID:200903053844223317
発泡樹脂成形体の成形方法及び成形金型
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-177133
公開番号(公開出願番号):特開2005-007818
出願日: 2003年06月20日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】射出成形工法を利用した発泡樹脂成形体の成形方法及び成形金型であって、縦壁フランジ部におけるシルバーストリークを防止して、縦壁フランジ部の外観性能を高めるとともに、強度並びに軽量化率をアップさせる。【解決手段】可動側金型50と固定側金型60とからなる成形金型40の製品キャビティCの外周(シャー構造部Aの外周)にエアリリース機能をもつシール機構部70を設ける。そして、両金型50,60の型締め時、このシール機構部70により、製品キャビティCをエアタイト状態に規制し、発泡を抑制した状態で一般部キャビティC1から縦壁部キャビティC2に発泡樹脂材料Mを供給し、シルバーストリークを防止する。更に、発泡樹脂材料Mの射出充填完了直前に、シール用フレーム71を後退動作させるか、あるいはリリースバルブ73を解放動作させることで、製品キャビティC内のエアを逃がすことでショートショットを防止する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
可動側金型(50)と、固定側金型(60)との間に画成される製品キャビティ(C)内に発泡樹脂材料(M)を射出充填した後、該発泡樹脂材料(M)を発泡させて所要形状に成形してなる発泡樹脂成形体(30)であって、製品表面となる一般部(30a)の周縁全長、あるいは周縁の一部に一般部(30a)の厚みとほぼ同一、あるいはそれ以上の厚みを有する縦壁フランジ部(30b)が設けられた発泡樹脂成形体(30)の成形方法において、
可動側金型(50)と固定側金型(60)とを型締めした後、製品キャビティ(C)内に発泡樹脂材料(M)を射出充填する際、製品キャビティ(C)の外周に沿って設けられているシール機構部(70)のシール性により、一般部キャビティ(C1)から縦壁部キャビティ(C2)に発泡樹脂材料(M)が流れ込むとき、製品キャビティ(C)内の内圧が高まり、発泡樹脂材料(M)の発泡を抑えるとともに、充填完了間際にシール機構部(70)のエアリリース作用により縦壁部キャビティ(C2)の終端からエアを外部に逃がし、製品キャビティ(C)内の過度の内圧上昇を規制するように発泡樹脂材料(M)を充填する発泡樹脂材料(M)の射出充填工程と、
製品キャビティ(C)内に発泡樹脂材料(M)を射出充填した後、可動側金型(50)を型開き方向に強制的に移動させて、製品キャビティ(C)における一般部キャビティ(C1)に発泡スペース(S)を確保し、発泡樹脂材料(M)の発泡反応により所望厚みに発泡成形させる発泡樹脂成形体(30)の発泡成形工程と、
からなることを特徴とする発泡樹脂成形体の成形方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (23件):
4F202AB02
, 4F202AG20
, 4F202AH23
, 4F202AM32
, 4F202AR02
, 4F202CA11
, 4F202CK19
, 4F202CK86
, 4F202CL12
, 4F202CP04
, 4F206AB02
, 4F206AG20
, 4F206AH26
, 4F206AR02
, 4F206AR14
, 4F206JA04
, 4F206JF04
, 4F206JL02
, 4F206JM04
, 4F206JM05
, 4F206JN25
, 4F206JQ03
, 4F206JQ81
引用特許:
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