特許
J-GLOBAL ID:200903053846225708

ガラス製造装置において1つ以上の容器の周りの雰囲気を制御する装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-508932
公開番号(公開出願番号):特表2008-539160
出願日: 2006年04月19日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
ガラス製造装置において1つ以上の容器の周りの雰囲気(例えば、酸素、水素、湿度、温度、ガス流量、圧力)を制御する装置および方法がここに開示されている。好ましい実施の形態において、その装置は、ガラスシートにおけるガス状含有物および表面膨れの形成を抑制するように容器の外部(非ガラス接触表面)の周りの水素のレベルを制御するために用いられる閉ループ制御装置およびカプセルを含む。その上、閉ループ制御装置およびカプセルは、溶融ガラスがガラス製造装置においてある容器から別の容器に移動する間に溶融ガラスの冷却を促進するのに用いることができる。さらに、閉ループ制御装置およびカプセルは、容器上の貴金属の酸化を減少させるように容器の周りに最小の酸素を含む雰囲気を維持するのに使用できる。
請求項(抜粋):
ガラス製品を製造する方法において、 溶融容器、清澄容器、供給容器、および形成容器内で溶融ガラスを形成/処理する工程、 前記容器の内の少なくとも1つを囲む工程、および 前記少なくとも1つの容器の非ガラス接触表面の周りの雰囲気をモニタ/制御する工程であって、水素透過および電気化学反応などの酸化反応が溶融ガラス中で生じるのを防ぐまたは緩和し、それによって、該溶融ガラス内の望ましくないガス状含有物の形成を効果的に抑制するために、前記少なくとも1つの容器の前記非ガラス接触表面の周りで、分圧が、平衡の関係式pH2(ppm)=78,000×e^[(-58,900+13.1 T)/(1.987*T(°K))]により定義されるレベル以上に維持されるように、前記雰囲気中のガス混合物内の水素レベルを制御する工程を含む工程、 を有してなる方法。
IPC (2件):
C03B 5/167 ,  C03B 5/43
FI (2件):
C03B5/167 ,  C03B5/43
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5785726号明細書
審査官引用 (1件)
  • ガラスの成形方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-520491   出願人:コーニングインコーポレイテッド

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