特許
J-GLOBAL ID:200903053968646747
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-074851
公開番号(公開出願番号):特開2002-274125
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 新品時から摩耗後の偏摩耗とウエット性能の両立が可能な空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 新品時では、狭幅緩傾斜溝40は接地時に閉じるので、パターンノイズの発生源にならず、ヒール・アンド・トゥ摩耗の発生も抑制できる。広幅緩傾斜溝42は、V字状部を備えているので、陸部44のエッジ付近の動きが抑えられ、ヒール・アンド・トゥ摩耗の発生が抑えられる。50%摩耗時では、広幅緩傾斜溝42の溝幅が狭くなって排水性が低下するが、狭幅緩傾斜溝40の溝幅が広くなるので、排水性の低下を補う。また、50%摩耗時では、広幅緩傾斜溝42の溝幅が狭くなるため、広幅緩傾斜溝42に起因するヒール・アンド・トゥ摩耗の発生は抑えられる。さらに、35%摩耗時では、狭幅緩傾斜溝40の溝幅が広くなるが、陸部44の高さが低くなって陸部剛性が上がるので、ヒール・アンド・トゥ摩耗の発生は抑えられる。
請求項(抜粋):
トレッド側部領域にタイヤ周方向に延びる陸部を備え、同一トレッド側部領域内において、少なくともタイヤ赤道面側からトレッド端に向けて延び、かつタイヤ周方向に対して一方向に傾斜する傾斜溝をタイヤ周方向に間隔をおいて配置した空気入りタイヤであって、前記トレッド側部領域の陸部には、少なくとも新品時の接地面下で踏面側開口部が実質上閉じる程度の溝幅を有する狭幅傾斜溝と、少なくとも新品時の接地面下で踏面側開口部が閉じない溝幅を有する広幅傾斜溝と、がタイヤ周方向に交互に設けられており、前記狭幅傾斜溝は、溝底に向けて溝幅が広がる断面形状を有し、前記広幅傾斜溝は、溝底に向けて溝幅が狭まる断面形状を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
FI (2件):
B60C 11/04 H
, B60C 11/04 D
引用特許:
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