特許
J-GLOBAL ID:200903053993884806

置換ピリジンおよびピリミジン、それらの製造方法および殺害虫剤および殺菌剤としてのそれらの用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光好 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508842
公開番号(公開出願番号):特表平9-502966
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】本発明は、式(I)(式中、AはNまたはCHを意味し、RはH、ハロゲン、アルキルまたはシクロアルキルを意味し、R2およびR3はH、ハロゲンまたは脂肪族基を意味するかあるいは一緒になって1個の環を形成し、XはO,NHまたはS(O)q(ここでq=0,1,2である)を意味し、R4qはハロゲン、場合によっては置換されているアルキルまたはアルコキシ、シクロアルキルおよび場合によっては置換されているフエニルからなる群からの0〜4個の基を表し、n=0〜2、m=1〜3であり、そしてYは場合によっては置換されているメチレンまたはイミノを意味する)で表される化合物に関する。本発明は更にそれらの製造方法および殺害虫剤、特に殺虫剤、殺ダニ剤および殺菌剤としてのそれらの用途に関する。上記の化合物は更に線虫類、蠕虫類および軟体動物ならびに動物用医薬の分野における体内および体外寄生虫の防除にも好適である。
請求項(抜粋):
式I 〔上式中、 AはNまたはCHを意味し、 R1は水素、ハロゲン、(C1-C4)-アルキルまたは(C3-C6)-シクロアルキルを意味し、 R2は水素、ハロゲン、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルコキシ、(C1-C4)-アルコキシ-(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-ハロアルコキシ-(C1-C4)-ハロアルコキシ、(C1-C4)-アルキルチオ、(C1-C4)-アルキルチオ-(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-アルキルアミノまたはジ(C1-C4)-アルキルアミノを意味し、 R3は水素、ハロゲン、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルコキシ、(C1-C4)-アルキルチオ、アミノ、(C1-C4)-アルキルアミノまたはジ-(C1-C4)-アルキルアミノを意味するか、または R2およびR3はそれらを結合している炭素原子と共に不飽和の、5員または6員のイソ環状環を形成し、これはまた1個またはそれ以上の、好ましくは1個または2個の窒素原子を包含してもよく、そして5員環の場合にはCH2の代わりに酸素または硫黄原子を包含してもよく、そして場合によっては1,2または3個の同一または相異なる基によって置換されており、そしてこの基は、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-ハロアルコキシおよび/またはハロゲンを意味するか、または R2およびR3はそれらを結合している炭素原子と共に飽和の、5員、6員または7員のイソ環状環を形成し、これはCH2の代りに1個またはそれ以上の酸素または硫黄原子を包含してもよく、そして場合によっては、(C1-C4)-アルキルおよびハロゲンからなる群からの1個ないし4個の同一または相異なる基によって置換されており、 Xは酸素、NHおよびS(O)q(ここでqは0,1または2でありうる)を意味し、 R4はハロゲン、(C1-C4)-アルキル、(C3-C7)-シクロアルキル、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルコキシまたは場合によっては置換されたフエニル基を意味し、 pは0ないし4の整数であり、 nは0ないし2の整数であり、そして mは1ないし3の整数であることができ、 Yは を意味することができ、 R5は水素、ハロゲン、(C1-C12)-アルキル、(C3-C8)-シクロアルキル、(C3-C8)-シクロアルキル-(C1-C4)-アルキル、〔(C1-C4)-アルコキシ〕t-(C1-C4)-アルキル(ここでtは1ないし3の整数である)、(C1-C12)-ハロアルキル、2-(テトラヒドロ-2H-イルオキシ)-(C1-C4)-アルキル、〔(C1-C4)-ハロアルコキシ〕t-(C1-C4)-ハロアルキル、〔(C1-C4)-ハロアルコキシ〕t-(C1-C4)-アルケニル、(C1-C8)-アルキルカルボニル、(C1-C8)-アルコキシカルボニル、(C1-C8)-アルキルカルボニル-(C1-C4)-アルキル、(C1-C8)-ハロアルキルカルボニル、(C1-C8)-ハロアルコキシカルボニル、(C3-C8)-シクロアルキルカルボニル、(C3-C8)-シクロアルコキシカルボニル、場合によっては置換されたベンゾイル、場合にくよっては置換されたベンジルオキシカルボニル、(C2-C8)-アルケニル、(C2-C8)-アルキニル、トリ-(C1-C8)-アルキルシリル、好ましくはジメチル-(C1-C8)-アルキルシリルまたはトリエチルシリル、ジ-(C1-C8)-アルキル-(C3-C8)-シクロアルキルシリル、好ましくはジメチルシクロヘキシルシリル、ジ-(C1-C8)-アルキル-(フエニル-(C1-C4)-アルキル)-シリル、好ましくはジメチル-(フエニル-(C1-C4)-アルキル)-シリル、ジ-(C1-C8)-アルキル-(C1-C4)-ハロアルキルシリル、ジメチルフエニルシリル、ヘテロアリール、フエニル、フエニル-(C2-C4)-アルキル、ベンジル、ベンジルオキシ-C1-C4)-アルキルを意味し、その際上記の最後に挙げた6種の基におけるフエニルまたはヘテロアリールは非置換であるかまたはモノ-またはポリ置換、好ましくはトリ置換までされていてもよく、そしてこれらの置換基は同一かまたは相異っており、そしてそれぞれハロゲン、(C1-C8)-アルキル、(C3-C8)-シクロアルキル、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-ジアルキルアミノ、(C1-C4)-アルキルチオ、(C1-C8)-アルコキシ、(C1-C8)-アルコキシカルボニル、(C1-C8)-アルカノイルオキシ、(C1-C4)-ハロアルコキシ、(C1-C4)-アルコキシ-(C1-C4)-アルコキシ、〔(C1-C4)-アルキル-O〕t-(C2-C4)-アルキル、2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)-エトキシ、(C2-C8)-アルケニル、(C2-C8)-アルキニル、フエノキシ、ベンジルオキシ{これはフエニル基において場合にくよっては1個または数個の、好ましくは3個までの、同一または相異なる、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-ハロアルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルコキシおよびハロゲンからなる群からの置換基を有する}であり、 R6は水素、ハロゲン、(C1-C8)-アルキル、(C3-C8)-シクロアルキル、(C1-C8)-ハロアルキル、フエニルおよびベンジルを意味し、その際フエニル環は上記のR5において記載されたように置換されていてもよく、または R5およびR6と一緒になって3員ないし7員の環を形成してもよく、それは場合によっては1個、2個または3個の同一かまたは相異なる、ハロゲン、(C1-C4)-アルキル、(C1-C4)-アルコキシ、(C1-C4)-ハロアルキルおよび(C1-C4)-ハロアルコキシからなる群からの基によって置換されていてもよく、そして炭素原子においてO,SおよびNR7によって置換されていてもよく、その際R7はR4と同様な意味を有するが、ハロゲンであることはない〕 で表される化合物およびそれらの酸付加塩。
IPC (14件):
C07D213/62 ,  A01N 43/54 ,  A61K 31/435 ,  A61K 31/44 AEC ,  A61K 31/47 ,  A61K 31/505 ,  C07D213/74 ,  C07D215/42 ,  C07D239/34 ,  C07D239/38 ,  C07D239/42 ,  C07D471/04 114 ,  C07D491/052 ,  C07D495/04 111
FI (16件):
C07D213/62 ,  A01N 43/54 Z ,  A01N 43/54 G ,  A01N 43/54 C ,  A61K 31/435 ,  A61K 31/44 AEC ,  A61K 31/47 ,  A61K 31/505 ,  C07D213/74 ,  C07D215/42 ,  C07D239/34 ,  C07D239/38 ,  C07D239/42 Z ,  C07D471/04 114 Z ,  C07D491/052 ,  C07D495/04 111
引用特許:
審査官引用 (4件)
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