特許
J-GLOBAL ID:200903089500286560

置換されたピリジン、それらの製造方法、及びそれらを農薬及び殺菌剤として使用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光好 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508944
公開番号(公開出願番号):特表平9-502446
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】本発明は、式[式中、R1、R2、R3及びR4は、H、ハロゲン、脂肪族基または芳香族基であり、XはO、Sまたは場合によっては置換されたイミノであり、Yは結合橋または場合によっては置換された二価の炭化水素基でありそしてZは場合によっては置換されたシクロアルキルまたはシクロアルケニルである]で表される化合物に関する。更に本発明は、それらの製造方法、並びに農薬、特に殺虫剤、殺ダニ剤及び殺菌剤としてのそれらの使用方法にも関する。
請求項(抜粋):
式1 [式中、 (1)R1、R2、R3及びR4は、以下の群から選択される同一かまたはそれぞれ異なる基であり: (C1-C4)-アルキル、 (C2-C4)-アルケニル、 (C1-C4)-アルコキシ、 (C2-C4)-アルケニルオキシ、 ハロゲン-(C1-C4)-アルキル、 ハロゲン-(C2-C4)-アルケニル、 ハロゲン-(C1-C4)-アルコキシ、 ハロゲン-(C2-C4)-アルケニルオキシ、 R-O-CH2-、 R-O-CO-、 ハロゲン-(C1-C4)-アルコキシメチル、 ハロゲン-(C2-C4)-アルケニルオキシメチル、 ハロゲン-(C1-C4)-アルコキシカルボニル、 ハロゲン-(C2-C4)-アルケニルオキシカルボニル、 (C1-C4)-アルキルチオ、 (C2-C4)-アルケニルチオ、 (C1-C4)-アルキルスルフィニル、 (C2-C4)-アルケニルスルフィニル、 (C1-C4)-アルキルスルホニル、 (C2-C4)-アルケニルスルホニル、 アリール、 置換されたアミノ、 シアノ、 ハロゲン及び 水素; ここで、Rは、(C1-C10)-アルキル、(C2-C10)-アルケニル、(C2-C10)-アルキニル、(C3-C8)-シクロアルキルまたはアラルキルであり、この際及び上記置換基群においてアリールは以下の(4)において定義されるものでありそしてアラルキルはアリール-(C1-C4)-アルキルであり; 2)XはO、S、NH、NRまたはNORであり、この際Rは上記(1)で定義したとおりであり、 3)Yは、結合橋か、あるいは一つのメチレン基が酸素原子によって置換えられていてもよくそして場合によっては以下の群から選択される一つまたはそれ以上の同一かまたはそれぞれ異なる基によって置換されている、1〜6個の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり; (C1-C7)-アルキル、 (C2-C4)-アルケニル、 (C3-C4)-アルキニル、 ハロゲン-(C1-C4)-アルキルまたは ハロゲン; 4)Zは、(C3-C8)-シクロアルキルまたは(C5-C8)-シクロアルケニルであり、この際これらの炭化水素環中のCH2はNR5(R5はフェニルまたは置換されたフェニルである)によって置換えられていてもよく、そしてこれら(C3-C8)-シクロアルキルまたは(C5-C8)-シクロアルケニル基は、以下の群から選択される一つまたはそれ以上、好ましくは3つまでの同一かまたはそれぞれ異なる基によって置換されていることができ; (C5-C18)-アルキル、 (C5-C18)-アルケニル、 (C5-C12)-アルコキシ、 (C5-C18)-アルケニルオキシ、 (C5-C12)-アシル、 (C5-C8)-アルカノイルオキシ、 (C5-C12)-アルコキシカルボニル、 (C5-C12)-アルケニルオキシカルボニル、 SiR6R7R8、 NR9R10、 ヒドロキシ、 オキソ、 ハロゲン、 アリール、 (C2-C18)-アルカンジイル、 (C1-C18)-アルカンジイルジオキシ、 (C1-C13)-アルキルオキシミノ及び (C2-C18)-アルキリデン; この際、アルキル、アルケニル、アルカンジイル、アルキリデン及びこれらから誘導される基、例えばアルコキシは非分枝状または分枝状であることができ、そして一つまたはそれ以上、好ましくは3つまでのメチレン基が、複素原子/基、例えばO、NR11またはSiR12R13(R11は水素、(C1-C4)-アルキルまたは(C1-C4)-アシルでありそしてR12及びR13は、同一かまたは異なっていてそして互いに独立して、(C1-C4)-アルキル、フェニルまたは置換されたフェニルである)によって置換えられていてもよく、更には3〜6個の炭素原子が一つの環を形成していてもよく、そして これらは、場合によっては、以下の群から選択される一つまたはそれ以上の同一かまたはそれぞれ異なる基によって置換されており; ハロゲン、 ハロゲン-(C1-C4)-アルキル、 (C3-C8)-シクロアルキル、 (C1-C8)-アシル、 フェノキシ、 置換されたフェノキシ、 フェニル、 置換されたフェニル、 フェニルチオ及び 置換されたフェニルチオ; そして上記定義において、 R6、R7及びR8は、互いに独立して、(C1-C4)-アルキル、フェニル及び/または置換されたフェニルであり、 R9及びR10は、互いに独立して、(C1-C4)-アシル、(C3-C6)-シクロアルキル、フェニル及び/または置換されたフェニルであり得、 アリールは、場合によっては以下の群から選択される一つまたはそれ以上の同一かまたはそれぞれ異なる基によって置換されているフェニル基である; ハロゲン、 (C3-C8)-シクロアルキル、 (C3-C8)-シクロアルケニル、 フェノキシ、 置換されたフェノキシ、 フェニルチオ、 置換されたフェニルチオ、 フェニル、 置換されたフェニル、 NO2、 -CO-R14、 アセトキシ、 ヒドロキシ、 シアノ、 SiR6R7R8、 O-SiR6R7R8、 NR15R16、 S(O)R17、 SO2R17、 (C1-C12)-アルキル、 (C1-C12)-アルケニル、 (C1-C7)-アルコキシ及び (C1-C7)-アルキルチオ; (これらの置換基において、 R14は、(C1-C7)-アルキル、ハロゲン-(C1-C7)-アルキル、(C3-C7)-シクロアルキル、ハロゲン-(C3-C7)-シクロアルキル、(C1-C7)-アルコキシ、フェニルまたは置換されたフェニルであり、 R6、R7及びR8は上記の意味を有し、 R15及びR16は、互いに独立して、水素、(C1-C4)-アルキル及び/または(C1-C4)アシルであり、 R17は、(C1-C10)-アルキル、フェニルまたは置換されたフェニルであり、 (C1-C12)-アルキル及び(C2-C12)-アルケニルにおける炭化水素鎖は非分枝状または分枝状であることができそしてその一つまたはそれ以上のCH2基は、複素原子/基、例えばO、S、SO、SO2、NR11またはSiR12R13(R11、R12及びR13は上記の意味を有する)によって置換えられていることができ、 上記の変形(つまりCH2の置き換え)を持つかまたは持たない(C1-C12)-アルキル及び(C2-C12)-アルケニル基は、以下の群から選択される、一つまたはそれ以上、好ましくは3つまでの同一かまたはそれぞれ異なる基によって付加的に置換されていてもよく: ハロゲン、 ハロゲン-(C1-C4)-アルコキシ、 ヒドロキシ、 (C3-C8)-シクロアルキル、 (C3-C8)-シクロアルケニル、 (C1-C4)-アシル、 フェノキシ、 置換されたフェノキシ、 フェニル、 置換されたフェニル、 フェニルチオ及び 置換されたフェニルチオ; (C1-C7)-アルコキシ及び(C1-C7)-アルキルチオは、非分枝状または分枝状であることができ、そしてその一つまたはそれ以上のCH2基はOによって置換えられていることができ、更には以下の群から選択される一つまたはそれ以上の同一かまたはそれぞれ異なる基によって置換されていることができる; ハロゲン、 フェニル、 置換されたフェニル、 (C3-C8)-シクロアルキル、 (C2-C8)-シクロアルケニル、 フェノキシ及び 置換されたフェノキシ)] で表される化合物及びその塩。
IPC (5件):
C07D213/76 ,  A01M 1/20 ,  A01N 43/40 101 ,  A01N 43/40 ,  A01N 55/00
FI (6件):
C07D213/76 ,  A01M 1/20 A ,  A01N 43/40 101 E ,  A01N 43/40 101 J ,  A01N 55/00 C ,  A01N 55/00 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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