特許
J-GLOBAL ID:200903054010600179

計算機ホログラムおよびその作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-183242
公開番号(公開出願番号):特開2001-013858
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 演算負担を軽減しつつ、明るい再生像を得る。【解決手段】 原画像上に所定ピッチhで多数の単位線分を定義する。各単位線分Am上に多数の基準点Pmiを定義し、この基準点位置に長さhをもち記録面20に平行な線光源Lmiを定義する。こうして、原画像を多数の線光源の集合として表現する。記録面20には斜め上方から所定角度φをもって参照光Rφを照射し、幅hをもった単位領域Cm内に、単位線分Am上に配列された全線光源と参照光との干渉縞を演算により記録する。用いる光の波長λおよび角度φを適当に設定すると、単位領域Cm内には、Y軸方向に同一の干渉縞パターンが周期的に繰り返し生じることになるので、1周期分のパターンについてのみ演算を行い、これを必要な分だけ複製する。記録面20上に得られた干渉縞パターンを二値化し、この二値画像を電子線描画装置で媒体上に描画し、エンボスホログラムを作成する。
請求項(抜粋):
計算機を用いた演算により所定の記録面上に干渉縞を形成してなる計算機ホログラムを作成する方法であって、所定の原画像と、この原画像を記録するための記録面と、この記録面に対して照射する参照光とを定義する段階と、前記記録面上に多数の演算点を定義し、個々の演算点について、前記原画像から発せられた物体光と、前記参照光とによって形成される干渉波の強度を演算する段階と、個々の演算点について求められた干渉波の強度に基づいて、媒体上に物理的な干渉縞を作成する段階と、を有し、前記原画像上に分布する複数の基準点を定義するとともに、各基準点を通る線光源を定義し、この線光源から発せられた物体光と、前記参照光とによって形成される干渉波の強度を演算するようにしたことを特徴とする計算機ホログラムの作成方法。
Fターム (3件):
2K008AA08 ,  2K008AA13 ,  2K008FF27
引用特許:
出願人引用 (1件)

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