特許
J-GLOBAL ID:200903054025672931

軽量免震建物の耐風装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-304664
公開番号(公開出願番号):特開2001-123703
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 台風等における強風において軽量上部構造物に横揺れ、転倒を生じさせないように、軽量上部構造物を迅速に基礎に固定でき、しかも、軽量上部構造物を元の位置に復帰させる機能を容易に付加できる上に、自動化も可能な軽量免震構造物の耐風装置を提供すること。【解決手段】 基礎1と上屋2との間に介在された複数の免震装置3により基礎1に対して水平方向Hに関して免震支持される上屋2を、基礎1に対して水平方向Hに関して解除自在に固定する耐風装置4は、上屋2に加わる風圧を感知する風圧感知手段5と、一端6aが基礎1に連結された油圧シリンダ装置7aと、伸縮制御手段8と、一端が油圧シリンダ装置7aの他端9aに、他端が上屋2に夫々連結されており、風圧感知手段5からの感知信号に基づいて油圧シリンダ装置7aが短縮される際に、油圧シリンダ装置7aに引っ張られて緊張される紐状手段10aとを具備している。
請求項(抜粋):
基礎と軽量上部構造物との間に介在された免震装置により基礎に対して水平方向に免震支持される軽量上部構造物を、基礎に対して水平方向に関して解除自在に固定する耐風装置であって、風圧を感知する風圧感知手段と、一端が基礎に連結された伸縮自在な伸縮自在手段と、風圧感知手段からの感知信号に基づいて伸縮自在手段の伸縮状態を制御する伸縮制御手段と、一端が伸縮自在手段の他端に、他端が軽量上部構造物に夫々連結されており、伸縮制御手段により伸縮自在手段が短縮される際に、伸縮自在手段に引っ張られて緊張される紐状手段とを具備しており、伸縮自在手段に引っ張られる紐状手段の緊張により、伸縮自在手段及び紐状手段を介して基礎に対して軽量上部構造物を水平方向に関して固定するようになっている軽量免震建物の耐風装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/02 A
Fターム (7件):
3J048AA06 ,  3J048AA07 ,  3J048AC04 ,  3J048BE03 ,  3J048BG10 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-098455   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 構造物動揺低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-088741   出願人:三菱重工業株式会社

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