特許
J-GLOBAL ID:200903054033409948

DC/DCコンバータの位相制御装置および位相制御用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-216119
公開番号(公開出願番号):特開2008-043104
出願日: 2006年08月08日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】変圧器の1次線と2次巻線に流れる電流の不要な不連続部分を抑制することで、磁気飽和の発生をなくし、変圧器の振動音の発生を防止できるDC/DCコンバータの位相制御装置を提供する。【解決手段】この位相制御装置は、昇圧型DC/DCコンバータ10に適用される。DC/DCコンバータは、1次巻線L1と2次巻線L2が逆巻き結線に接続されて成る変圧器T1と、1次巻線の通電を制御するスイッチ素子SW1と、2次巻線の通電を制御するスイッチ素子SW2を有する。位相制御装置は、電流検出部31,32と、スイッチ素子のオン切換時の電流リップル量を判定する判定部43と、この判定部で判定された電流リップル量に基づき、電流リップル量が0になるようにスイッチ素子のオン時間に係る位相を調整する位相調整部44を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
低電圧側ポートと高電圧側ポートを有する昇圧型DC/DCコンバータに適用される位相制御装置であって、 前記DC/DCコンバータは、1次巻線と2次巻線が逆巻き結線に接続され、前記低電圧側ポートの正極端子に前記1次巻線と前記2次巻線の共通端子を接続する磁気相殺型の変圧器と、共通基準端子へ流れる前記1次巻線の通電を制御する第1スイッチ手段と、前記共通基準端子へ流れる前記2次巻線の通電を制御する第2スイッチ手段とを有し、 前記DC/DCコンバータの前記1次巻線と前記2次巻線のうち少なくとも一方に流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段で検出された電流信号に基づき、前記第1スイッチ手段または前記第2スイッチ手段のオン切換時の電流リップル量を判定する判定手段と、 前記判定手段で判定された前記電流リップル量に基づき、前記電流リップル量が0になるように前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段のオン時間に係る位相を調整する位相調整手段と、 を有することを特徴とするDC/DCコンバータの位相制御装置。
IPC (1件):
H02M 3/155
FI (2件):
H02M3/155 W ,  H02M3/155 F
Fターム (10件):
5H730AA16 ,  5H730AS01 ,  5H730AS04 ,  5H730BB14 ,  5H730BB82 ,  5H730BB89 ,  5H730DD02 ,  5H730DD32 ,  5H730FD41 ,  5H730FG03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
  • 電力供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-115439   出願人:東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
  • 力率改善装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-319122   出願人:フオスター電機株式会社
  • DC/DCコンバータ、及びプログラム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-031309   出願人:本田技研工業株式会社
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