特許
J-GLOBAL ID:200903054052996030

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019660
公開番号(公開出願番号):特開平11-220737
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 画像の種類や画像に挿入される字幕や画像に混入するノイズ等によって影響されることなく、常に安定して符号化が行えるようにすることである。【解決手段】 差分検出器104は、2-3プルダウンされた毎秒30フレームのテレビ動画像データにおいて、隣接するフレームの同一フィールド間の相関性を調べ、重複フィールドの位置を検出する。そして、この重複フィールドを除去することによって、テレビ動画像データが原動画像のフレームレートに変換される。また、2-3プルダウン周期の破綻しているテレビ動画像データが入力され、ロック検出回路107がPLL回路106のロック外れを検出すると、選択回路108は、フレームメモリ105から第1フィールドのみを2回繰り返すことにより補償フレームデータを出力し、切換回路110は、分周器からの補償フレーム同期信号を出力する。このように、PLL同期外れの破綻期間では、補償フレームデータと補償フレーム同期信号とが高能率符号化器112に入力され、安定動作が維持される。
請求項(抜粋):
相対的に低レートの第1の動画像データに対してレート変換処理を施すことによって得られる相対的に高レートの第2の動画像データを、第1の動画像データと同一レートの動画像データに再変換した後、符号化する装置であって、前記第2の動画像データからフィールド同期信号を抽出する同期検出手段と、前記同期検出手段からのフィールド同期信号に同期するタイミングで前記第2の動画像データを2フィールド分蓄えるフィールドメモリと、前記フィールドメモリから出力される2フィールド時間遅延したフィールドデータと実時間の前記第2の動画像データとの差分を検出することにより、比較するフィールド間に予め定める基準以上の相関が認められるか否かを示す差分検出信号を出力する差分検出手段と、前記差分検出信号に同期し、かつ前記第1の動画像データのレートと同一周期を有するフレーム同期信号を出力するPLL手段と、前記フィールド同期信号および前記フレーム同期信号に同期するタイミングで前記動画像データを1フレーム分蓄えるフレームメモリと、前記フィールド同期信号を分周して補償フレーム同期信号を出力する分周手段と、前記PLL手段のロック状態を監視し、当該PLL手段がロック状態にあるかアンロック状態にあるかを示すロック状態信号を出力するロック検出手段と、前記ロック状態信号がロック状態を示しているときは前記フレームメモリの動画像データを選択的に出力し、前記ロック状態信号がアンロック状態を示しているときは前記フィールドメモリの第1フィールドの動画像データを補償された動画像データとして繰り返し出力する選択手段と、前記ロック状態信号がロック状態を示しているときは前記PLL手段からのフレーム同期信号を選択的に出力し、前記ロック状態信号がアンロック状態を示しているときは前記分周手段からの補償フレーム同期信号を選択的に出力する切換手段と、前記切換手段からの同期信号に同期するタイミングで前記選択手段から1フレーム分の動画像データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出された動画像データを符号化する符号化手段とを備える、動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H04N 5/12
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 5/12 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る