特許
J-GLOBAL ID:200903054072403116

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141238
公開番号(公開出願番号):特開平10-335551
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 全高を低くできる沸騰冷却装置1を提供すること。【解決手段】 沸騰冷却装置1は、液冷媒を溜める冷媒槽3、放熱チューブ4と放熱フィンとを交互に複数段重ねて構成された凝縮器、冷媒槽3と各放熱チューブ4とを連通する2本のヘッダ6(6A、6B)、及び凝縮器に送風する冷却ファン7を備える。冷媒槽3は、熱伝導性に優れる金属材料によって薄型の箱形状に形成され、冷媒槽3の底表面は、発熱体2の取付け面として平面度が確保されている。凝縮器は、2本のヘッダ6(6A、6B)に保持されて冷媒槽3の上部に設置され、凝縮器のコア面が冷媒槽3と略平行を成す様に配置され、且つ冷媒槽3との間に所定の隙間Sが確保されている。冷却ファン7は、凝縮器の上部に設置され、上方より吸い込んだ空気を凝縮器のコア面に送風する軸流式ファンである。
請求項(抜粋):
冷媒の沸騰及び凝縮作用によって発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、液冷媒を溜める冷媒槽と、前記発熱体の熱で沸騰した蒸気冷媒が流入する放熱チューブを有し、この放熱チューブを流れる蒸気冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記冷媒槽と前記放熱チューブとを連通する連通部材とを備え、前記冷媒槽と前記凝縮器とを略平行に配置し、且つ前記冷媒槽と前記凝縮器との間に前記凝縮器へ送風される冷却風を通すための隙間を形成したことを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-026142
  • 半導体冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-030638   出願人:株式会社東芝

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