特許
J-GLOBAL ID:200903054126821270

光学的情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208021
公開番号(公開出願番号):特開平8-050739
出願日: 1994年08月08日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 相変化光記録媒体において、反射層の膜厚を薄くすると熱拡散層としての機能が低下する。走査速度の如何に係わらず、光学的な特性を維持しつつ、記録再生の繰返し回数を向上させた光学的情報記録媒体を実現すること。【構成】 基板1上に、第1の誘電体層2、記録薄膜層3、第2の誘電体層4、反射層5を順に積層する。さらに反射層5の上層に、記録再生用のレーザ光線に対して光学的に略透明で反射層5の熱を拡散する熱拡散補助層8を形成する。こうすると光の入射側から見て、反射層5の熱容量が増大したのと等価な効果が得られる。そして記録再生時の線速度が小さくても、記録再生の繰返し回数を大きくとることが可能となる。
請求項(抜粋):
情報記録媒体のベースとなる基板と、前記基板の上面に設けられた第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層の上面に設けられ、レーザ光線の照射によって結晶相とアモルファス相との間で可逆的状態変化を生じる記録層と、前記記録層の上面に設けられた第2の誘電体層と、前記第2の誘電体層の上面に設けられ、前記レーザ光線の一部を前記記録層側に反射する反射層と、を具備する光学的情報記録媒体において、前記反射層の上面に、前記レーザ光線に対して略透明であり、前記反射層の熱を拡散する熱拡散補助層を設けたことを特徴とする光学的情報記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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