特許
J-GLOBAL ID:200903054130332828

触媒式蓄熱脱臭処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069933
公開番号(公開出願番号):特開平9-253449
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 脱臭処理を行う触媒層の触媒をオーバーヒートさせることなく未処理排ガスを触媒燃焼温度まで加熱することができ、さらに、他の工場設備からの排熱がある場合にはこれを有効に利用することができるようにする。【解決手段】 排ガス加熱ゾーン(3H)を挟んでその両端側に、触媒層(4)と蓄熱層(5)を有する排ガス処理ゾーン(3A, 3B)が形成され、当該各排ガス処理ゾーン(3A, 3B)には、排ガスの流れ方向を所定時間ごとに反転させるダンパ(7A, 7B, 9A, 9B)を備えた未処理排ガス流入ダクト(8A, 8B)と処理済排ガス排出ダクト(10A, 10B)が夫々接続され、前記排ガス加熱ゾーン (3H)には、未処理排ガスを触媒燃焼温度まで加熱できる温度の熱風を発生する熱風発生装置(12)が熱風供給ダクト (14H)を介して接続されており、熱源となる加熱装置が直接配設されていないので、その輻射熱により触媒がオーバーヒートすることもない。
請求項(抜粋):
一端側から未処理排ガスを流入させて他端側から処理済排ガスを排出する排ガス流路となる脱臭処理室(2)の中央部に、未処理排ガスを加熱する排ガス加熱ゾーンが(3H)形成されると共に、脱臭処理室(2)の両端側には、前記排ガス加熱ゾーン(3H)で加熱された排ガスに含まれる可燃性有害悪臭成分を酸化燃焼又は熱分解させて脱臭処理する触媒層(4)と、この触媒層(4)を通過した高温の処理済排ガスの熱を回収する蓄熱層(5)とを備えた二つの排ガス処理ゾーン(3A, 3B)が夫々の触媒層(4)を前記排ガス加熱ゾーン(3H)に対面させた状態で形成され、当該各排ガス処理ゾーン(3A, 3B)には、排ガスの流れ方向を所定時間ごとに反転させるダンパ(7A, 7B, 9A, 9B)を備えた未処理排ガス流入ダクト(8A, 8B)と処理済排ガス排出ダクト(10A, 10B)が夫々接続され、前記排ガス加熱ゾーン (3H)には、未処理排ガスを触媒燃焼温度まで加熱できる温度の熱風を発生する熱風発生装置(12)が熱風供給ダクト (14H)を介して接続されたことを特徴とする触媒式蓄熱脱臭処理装置。
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭60-248220
  • 特開昭56-150422
  • 特開昭50-092856
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審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-248220

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