特許
J-GLOBAL ID:200903054182718554

熱交換器のフィン材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055748
公開番号(公開出願番号):特開2002-256402
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 ろう付け後に高い強度を有し、高熱伝導性を有するとともに、自己耐食性、耐エロージョン性に優れた熱交換器のフィン材の製造方法を提供する。【解決手段】 0.3重量%以上2.0重量%以下のMnと、0.5重量%を超え1.5重量%以下のSiと、0.7重量%以上2.0重量%以下のFeとを含有し、残部がAlと不可避不純物からなるアルミニウム合金を用い、溶湯を鋳造する際の冷却速度を15〜1000°C/secとして板材又はスラブを作製し、次いで、板材を作製した場合には熱間圧延せずに冷間圧延を行い、スラブを作製した場合には熱間圧延を行った後、冷間圧延を行い、次いで、460〜600°Cの温度で、4時間以内の中間焼鈍を少なくとも1回施し、最終圧延率が15〜50%となるようにさらに冷間圧延を行うことにより、熱交換器のフィン材を製造する。
請求項(抜粋):
所定の組成を有するアルミニウム合金を用い、溶湯を作製する工程と、前記溶湯を鋳造して板材又はスラブを作製する工程と、前記板材若しくは前記スラブを熱間圧延することにより得られた板材を冷間圧延する工程と、冷間圧延した前記板材に少なくとも1回の中間焼鈍を施す工程と、中間焼鈍を施した前記板材を所定の最終圧延率になるように、さらに冷間圧延する工程とを有する熱交換器のフィン材の製造方法であって、0.3重量%以上2.0重量%以下のMnと、0.5重量%を超え1.5重量%以下のSiと、0.7重量%以上2.0重量%以下のFeとを含有し、残部がAlと不可避不純物からなるアルミニウム合金を用い、前記板材又はスラブを作製する工程において、鋳造時の冷却速度を15〜1000°C/secとし、前記中間焼鈍を施す工程において、460〜600°Cの温度で、4時間以内の中間焼鈍を少なくとも1回施し、最終圧延率を15〜50%とすることを特徴とする熱交換器のフィン材の製造方法。
IPC (15件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/00 ,  F28F 21/08 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 640 ,  C22F 1/00 650 ,  C22F 1/00 651 ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 694
FI (17件):
C22F 1/04 B ,  C22C 21/00 J ,  F28F 21/08 A ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 630 M ,  C22F 1/00 640 A ,  C22F 1/00 650 F ,  C22F 1/00 651 A ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 686 B ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 694 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 熱交換器用アルミニウム合金フィン材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-132990   出願人:古河アルミニウム工業株式会社
  • 特開平4-105763
  • 特開平4-021734
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