特許
J-GLOBAL ID:200903054246768496

樹脂パイプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128148
公開番号(公開出願番号):特開平11-300844
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 エンジン等の冷却水系管路用の多層の樹脂パイプの実用性を高める。【解決手段】 樹脂分岐パイプ10は、メインパイプ12と分岐パイプ14と端部金具16,18とを有する。メインパイプ12は、最内層22を被覆層24で被覆した2層の樹脂パイプであり、最内層22は、PPS樹脂とナイロン6と変性ポリエチレンとを混合した混合樹脂を用いて形成され、被覆層24は、ナイロン6を用いて形成された樹脂層である。この最内層22と被覆層24は共押出により形成され、各層に共通して含まれるナイロン6の融合・一体化を経て、接着される。パイプの曲げ加工に際しては、約150〜215°Cに屈曲箇所が加熱され、この状態で曲げ加工される。また、端部金具の圧入に際しては、約120〜205°Cにパイプ端部が加熱される。
請求項(抜粋):
エアー或いは冷却水系の回路に用いられる多層の樹脂パイプの製造方法であって、ポリフェニレンスルファイド又はその変性物である芳香族ポリスルファイド樹脂にポリアミド樹脂を配合した混合樹脂を用いて形成され、パイプの内側層をなす内層部と、前記ポリアミド樹脂を用いて形成され、前記内層部を被覆する被覆層部とを有し、前記内層部と前記被覆層部とを前記混合樹脂と前記ポリアミド樹脂の共押出により形成した多層の樹脂パイプを準備する工程と、該準備した樹脂パイプを、少なくとも曲げ加工領域に亘って、約150°C以上で前記ポリアミド樹脂の融点以下の範囲の温度で加熱し、該加熱済みの樹脂パイプを曲げ加工する工程とを有することを特徴とする樹脂パイプの製造方法。
IPC (4件):
B29D 23/00 ,  F16L 9/12 ,  B29K 71:00 ,  B29K 77:00
FI (2件):
B29D 23/00 ,  F16L 9/12
引用特許:
審査官引用 (12件)
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