特許
J-GLOBAL ID:200903054249671248

内燃機関の制御装置及び内燃機関の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305580
公開番号(公開出願番号):特開平11-141413
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】パージの影響度が大きい或いはパージ制御弁が開固着故障等している状況下ではリーン運転への移行を禁止し、燃焼性等を良好に維持する。【解決手段】S17 において、パージ導入時のアイドル運転中に取得された乗算補正項Lαの基準値からの偏差DVILαが所定値を越えたときには、リーン燃焼への移行を禁止する。これにより、パージ処理によるリーン燃焼への悪影響を回避することが可能となる。また、S18 において、パージ非導入時のアイドル運転中に取得された加算補正項LTS の基準値からの偏差DVILTSが所定値を越えたときにもリーン燃焼への移行を禁止する。これにより、パージ制御弁25の開固着等の惧れのある状況下でリーン運転への移行が許可され、以って空燃比がリーンとなり過ぎるような事態を確実に防止できる。即ち、DVILαとDVILTSのうち少なくとも一方が所定値を越えた場合には、リーン運転への移行を禁止するようにしたので、パージが燃焼性等に悪影響を及ぼす惧れを未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
燃料供給系内で発生した蒸発燃料を吸着した後、該蒸発燃料を空気と共に吸気系に吸入させてパージする蒸発燃料パージ処理制御装置と、実際の空燃比と、目標空燃比と、の偏差を空燃比学習値として記憶する空燃比学習制御装置と、を含んで構成された内燃機関の制御装置であって、パージ実行中に取得された空燃比学習値と、パージ停止中に取得された空燃比学習値と、の何れか一方の基準値からの偏差が所定値を越えた場合に、リーン運転への移行を禁止する第1リーン運転移行禁止手段を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (6件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/16 ,  F02D 41/22 301
FI (7件):
F02M 25/08 301 J ,  F02M 25/08 Z ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/02 330 A ,  F02D 41/16 B ,  F02D 41/16 G ,  F02D 41/22 301 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-048879   出願人:日産自動車株式会社
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247592   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 特開平3-003958
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-048879   出願人:日産自動車株式会社
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247592   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 特開平3-003958

前のページに戻る