特許
J-GLOBAL ID:200903054393125550

有機物質および物質混合物をガス化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-525293
公開番号(公開出願番号):特表2003-510403
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2003年03月18日
要約:
【要約】本発明の目的は、簡単に実施することができ、最小の装置を必要とし、高い発熱量の希釈されていないガスを製造する、有機物質をガス化する方法を提供することである。本発明の方法は燃焼装置から熱担持媒体に熱が転移することにより、流動床および高い温度の熱交換機を使用しなくてよい。このために熱い熱担持媒体を循環することにより供給材料(101)が熱分解反応器(104)で揮発性相および固体の炭素含有残留物に分かれる。反応剤(109)を添加後、反応帯域(107)で熱担持媒体を使用して更に加熱することにより揮発性相が生成物ガスに変換される。固体の炭素含有残留物が分離工程(121)で熱担持媒体から分離され、燃焼装置(105)で燃焼する。熱担持媒体が加熱帯域(117)で燃焼装置(105)の排ガスにより加熱され、リフォーマー(107)に、その後熱分解反応器(104)に戻される。
請求項(抜粋):
有機物質および物質混合物をガス化する方法であり、有機物質を熱分解反応器中で熱い熱担持媒体と接触することにより炭素含有残留物および揮発性相として熱分解ガスに分離し、固体の炭素含有残留物を燃焼装置に供給し、ここで燃焼し、その際少なくとも遊離した熱部分を、熱担持媒体を加熱するために利用し、熱分解ガスを、水蒸気のような反応媒体と可能な混合後、第2の反応帯域で、燃焼中に遊離した熱の少なくとも一部分を利用して間接的熱交換により高い発熱量の生成物ガスが得られるように更に加熱する、有機物質および物質混合物をガス化する方法において、a)熱担持媒体を熱分解反応器を出た後に固体の炭素含有残留物から分離工程で分離し、加熱帯域に供給し、b)固体の炭素含有残留物を燃焼装置で燃焼し、c)燃焼装置の熱い排ガスを加熱帯域に熱担持媒体を放出することにより供給し、その際排ガスは大部分の供給可能な熱を熱担持媒体に放出し、d)加熱した熱担持媒体を加熱帯域から流動床反応器として形成される第2の反応帯域に排出し、ここで熱分解ガスおよび反応媒体からなる混合物を加熱し、生成物ガスに変換し、e)熱担持媒体を、第2の反応帯域を通過後、再び熱分解反応器に供給することを特徴とする、有機物質および物質混合物をガス化する方法。
IPC (5件):
C10J 3/02 ,  C10B 53/02 ,  C10J 3/46 ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/14
FI (14件):
C10J 3/02 D ,  C10J 3/02 J ,  C10J 3/02 K ,  C10J 3/02 L ,  C10J 3/02 M ,  C10J 3/02 Z ,  C10B 53/02 ,  C10J 3/46 D ,  C10J 3/46 J ,  C10J 3/46 K ,  C10J 3/46 L ,  C10J 3/46 M ,  F23G 5/027 ZAB B ,  F23G 5/14 F
Fターム (9件):
3K061AA11 ,  3K061AB02 ,  3K061BA05 ,  3K061EA03 ,  3K078AA05 ,  3K078BA05 ,  3K078CA02 ,  4H012JA04 ,  4H012JA13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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