特許
J-GLOBAL ID:200903054397615187

組織細胞核DNA酸化度の非破壊的定量方法、これを用いるDNA酸化に起因する疾病の病理検査方法、及び該疾病治療剤のスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-354837
公開番号(公開出願番号):特開2006-017692
出願日: 2004年12月08日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】特定の組織細胞における細胞核DNAの酸化度を定量的に測定する方法を提供する。更には、この方法を用いてDNA酸化に起因する疾病を病理組織学的に検査する方法、及び該疾病治療剤のスクリーニング方法を提供する。【解決手段】1.核染色色素による細胞核染色,2.標的細胞特異的物質の重染色,及び3.染色核脱色後、酸化DNAの重染色、の3重染色を行い、それぞれの染色画像につき細胞核や標的細胞の位置、組織の染色度を解析又は計測することにより、標的細胞における細胞核DNAの酸化度を定量的に測定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
次の(a)〜(f)各工程をこの記載の順に行うことを特徴とする組織細胞核DNA酸化度の非破壊的定量方法:(a)核染色色素で組織細胞核を染色の後、その被染色組織の画像につき少なくとも被染色核の位置、及び組織の染色度を解析又は計測する工程;(b)工程(a)で得た被染色組織内の標的細胞の膜及び/又は細胞質を、これらの特異的結合物質含有液で重染色する工程;(c)工程(b)で得た被重染色組織細胞内の被染色核を脱色する工程;(d)工程(c)で得た脱色済み組織細胞内の酸化DNAを、これに対する特異的結合物質含有液又は特異的結合物質未含有液で重染色の後、その被重染色組織の画像につき少なくとも前記標的細胞の存在と位置、被染色酸化DNAの位置及び組織の染色度(D)を解析又は計測する工程;(e)工程(a)で解析した細胞核の位置と工程(d)で解析した被染色酸化DNAの位置の同一性、及び工程(d)で解析した標的細胞の存在及び位置と被染色酸化DNAの存在位置の的確性を確定する工程;及び(f)工程(d)での計測により得た組織の染色度(D)について、患者由来組織細胞の特異的結合物質含有液による染色度(Dpt)及び患者由来組織細胞の特異的結合物質未含有液による染色度(Dpc)からP=Dpt/Dpc、健常者由来組織細胞の特異的結合物質含有液による染色度(Dnt)及び健常者由来組織細胞の特異的結合物質未含有液による染色度(Dnc)からN=Dnt/Dnc、次いでP/Nをそれぞれ順次、算出する工程。
IPC (5件):
G01N 33/53 ,  A61K 45/00 ,  A61P 21/04 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/48
FI (6件):
G01N33/53 M ,  G01N33/53 Y ,  A61K45/00 ,  A61P21/04 ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/48 P
Fターム (18件):
2G045AA25 ,  2G045AA40 ,  2G045BA14 ,  2G045BB14 ,  2G045BB25 ,  2G045CB01 ,  2G045DA13 ,  2G045DA77 ,  2G045FA16 ,  2G045FA19 ,  2G045FB03 ,  2G045GB02 ,  2G045GB03 ,  2G045GC10 ,  2G045JA01 ,  4C084AA17 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA941
引用特許:
出願人引用 (4件)
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