特許
J-GLOBAL ID:200903054422546454

水中構造体の設置方法及び水中構造体用ブロック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-264712
公開番号(公開出願番号):特開2003-253642
出願日: 2002年09月10日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート製品に較べて質量や体積が十分に小さい資材を用いて、コンクリート製品と同等若しくはそれ以上の水中重量を有する水中構造物を設置する。【解決手段】 少なくとも一部の固体粒子が、組成の少なくとも一部として未炭酸化Caを含む固体粒子である固体粒子の集合体を、前記未炭酸化Caの炭酸化反応で生成させたCaCO3をバインダーとして固結させて得られた、微細な貫通気孔を有する多孔質塊状物を水中に沈設し、この多孔質塊状物の貫通気孔内に水を充填させることにより、水中に高比重の構造体を設置する。多孔質塊状物は内部に微細な貫通気孔を有するため気中(陸上)では質量が小さく、一方、水中に沈設した場合には貫通気孔内に水が侵入して貫通気孔が水で充填され、多孔質塊状物の水中質量に対して貫通気孔内に充填された水の質量が付加されるため、水中での所要の質量を確保することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一部の固体粒子が、組成の少なくとも一部として未炭酸化Caを含む固体粒子である固体粒子の集合体を、主として前記未炭酸化Caの炭酸化反応で生成させたCaCO3をバインダーとして固結させて得られた、微細な貫通気孔を有する多孔質塊状物を水中に沈設し、該多孔質塊状物の貫通気孔内に水を充填させることにより、水中に高比重の構造体を設置することを特徴とする水中構造体の設置方法。
IPC (6件):
E02B 1/00 ,  C04B 28/00 ,  E02B 3/06 301 ,  E02B 3/14 302 ,  C04B 14:34 ,  C04B 14:30
FI (6件):
E02B 1/00 ,  C04B 28/00 ,  E02B 3/06 301 ,  E02B 3/14 302 ,  C04B 14:34 ,  C04B 14:30
Fターム (3件):
2D018BA11 ,  2D018EA14 ,  4G012PA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 水中沈設用石材及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-353864   出願人:日本鋼管株式会社
  • 水中沈設ブロック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-304362   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 水中構築物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-098079   出願人:若築建設株式会社, 東北菱光コンクリート工業株式会社
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