特許
J-GLOBAL ID:200903054440908924

冷顕熱利用による氷蓄熱方法及び氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-220350
公開番号(公開出願番号):特開2002-031377
出願日: 2000年07月21日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 実際の負荷の大きさに対応した運転冷却温度を設定することで、実負荷に最適な蓄熱容量を得ることができるとともに、小容量でも大きな負荷に対応することができ、また、負荷が小さい場合では、0°C以上の蓄熱運転とすることにより熱効率が向上し、運転コストの低廉化を図ることができる冷顕熱利用による氷蓄熱方法及び氷蓄熱装置を提供する。【解決手段】 建築物内の負荷がピーク時のみ、冷熱発生機器1が過冷却運転を行って過冷却された伝熱媒体を介して氷蓄熱槽8に蓄熱し、初期放熱時には氷蓄熱槽8から冷顕熱の放熱を行うことにより、建築物内の実際の負荷の大きさに対応した運転冷却温度を設定することで、実負荷に最適な蓄熱容量を得ることができ、冷顕熱を利用することにより小容量でも大きな負荷に対応することができる。
請求項(抜粋):
冷熱発生機器1の熱交換器3から出た伝熱媒体をポンプ10により蓄熱モード時伝熱管9を介して氷蓄熱槽8に通したのち、再び冷熱発生機器1の熱交換器3に循環し、上記氷蓄熱槽8から出た伝熱媒体を、ポンプ10によって蓄熱モード時伝熱管9に於ける氷蓄熱槽8の上流から分岐して冷熱使用機器2の熱交換器7を通したのち、氷蓄熱槽8の下流に接続された放熱モード時伝熱管17を介して上記氷蓄熱槽8に通し、再び冷熱使用機器2の熱交換器7に戻すようにした氷蓄熱方法に於いて、上記氷蓄熱槽8は、建築物内における年間の平均負荷を基準とする蓄熱容量として設計製作されて成り、上記負荷が通常時は、氷蓄熱槽8内の温度を0°Cとする通常の製氷運転をし、上記負荷がピーク時にのみ、冷熱発生機器1が氷蓄熱槽8内を0°C以下とする過冷却運転を行い、熱交換器3により過冷却された伝熱媒体を、蓄熱モード時伝熱管9を介して上記氷蓄熱槽8に通して蓄熱し、放熱モード時における氷蓄熱槽8からの初期放熱時には冷顕熱の放熱を行うようにしたことを特徴とする冷顕熱利用による氷蓄熱方法。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F28D 20/02
FI (2件):
F24F 5/00 102 L ,  F28D 20/00 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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