特許
J-GLOBAL ID:200903054489455461

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-343776
公開番号(公開出願番号):特開平9-177963
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】自動車等の車両において、ヒルホールド制御を行うニュートラル制御時の、車両の後退に対する抵抗力の急激な変化をなくして、運転者に違和感を与えないようにする。【解決手段】前進走行レンジにおける車両に停止状態で、燃費を向上させるべく入力クラッチを解放するとともに、上り坂での車両の後退を防止すべくヒルホールド用ブレーキを係合する。このとき入力クラッチの油圧PC-1 を、PC-1 =PC-1 -PCIR が成り立つように漸減させる(ST6)一方、ブレーキの油圧PB-1 を、PB-1 =K1+K2×eを満たすように漸増する。ここで、PCIR とは、第1のクラッチC1を滑らかに解放させるための油圧の減少量をいい、eは、トルクコンバータの入出力比(第1のクラッチC1の回転数NC-1 /エンジン回転数NE )である。これにより、車両の後退に対する抵抗力の急激な変化をなくす。
請求項(抜粋):
前進走行レンジにおける車両の停止状態で、変速機構部とエンジンとの間に介装されている入力クラッチを解放させるニュートラル制御を行うとともに、前記入力クラッチの解放に伴う出力軸の逆転を防止すべくヒルホールド用ブレーキを係合させる、自動変速機の制御装置において、前記入力クラッチのスリップ領域における係合力の大きさを徐々に変化させるとともに、前記ヒルホールド用ブレーキの係合力の大きさを、前記入力クラッチの係合力の大きさの変化と反対に徐々に変化させる、ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/20 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:46
FI (2件):
F16H 61/20 ,  F16H 61/04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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