特許
J-GLOBAL ID:200903054606658735

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051548
公開番号(公開出願番号):特開平9-244101
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】一つの検出手段によって、先羽根群の異常作動と後羽根群の異常作動の両方を検出できるようにしたフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】先羽根用電磁石による吸着力が不適正の場合は、セット部材の初期位置への復帰作動に追従して先羽根駆動部材2のみが直ちに右旋し、接片10,11を接触させる。後羽根用電磁石の吸着力が不適正の場合は、後羽根駆動部材3が直ちに右旋し、駆動ピン3cがアーム13の被当接部13aに当接する。この時、先羽根駆動部材2の右旋に掛かる力は、駆動ばね4,5の力であり、しかも駆動ばね5の力は動的出力として何倍にも働くため、先羽根駆動部材2の吸着力に打ち勝って該先羽根駆動部材2を右旋させ、接片10,11を接触させることになる。
請求項(抜粋):
複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を先羽根用電磁石から釈放された先羽根駆動部材が露光走行させるようにした先羽根系機構と、前記先羽根系機構に設けられた被当接手段と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を後羽根用電磁石から釈放された後羽根駆動部材が露光走行させるようにした後羽根系機構と、前記後羽根系機構に設けられた当接手段と、シャッタセット時には前記各駆動部材を前記各電磁石による吸着可能位置にセットしシャッタレリーズ時には前記各駆動部材を前記各電磁石が吸着したあと露光走行に先立って初期位置へ復帰するセット部材と、先羽根群の露光走行の最終領域において該先羽根群の露光走行を検出する検出手段とを備え、前記セット部材の復帰時に、前記先羽根駆動部材が前記先羽根用電磁石に吸着され、前記後羽根駆動部材が前記後羽根用電磁石に吸着されていない場合に、前記後羽根系機構が作動し、前記当接手段が前記被当接手段に当接し、前記先羽根駆動部材を前記先羽根用電磁石の吸着力に抗して作動せしめるようにしたことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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