特許
J-GLOBAL ID:200903054607970597

低サイクル疲労特性に優れた高周波輪郭焼入れ鋼材及び高周波輪郭焼入れ部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 柳瀬 睦肇 ,  宇都宮 正明 ,  渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-167569
公開番号(公開出願番号):特開2007-332439
出願日: 2006年06月16日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】低サイクル疲労特性に優れた高周波輪郭焼入れ鋼材を提供する。【解決手段】投影芯部硬さHp-core=Hcore/(1-t/r)がHV370以上であり、A=(Mo+0.227Ni+190B-7.18C-0.087Si-17.2P-2.74V-0.00955Hs+0.0344Nγ)及びB=(t×(Hcore)2)が、A-0.00000293×B≧14の関係を有することを特徴とする。ただし、Hcore;芯部硬さ、t;有効硬化層深さ、r;破損部位の半径または破損部位の肉厚の半分、Hs;表面硬さ(HV)、Nγ;高周波焼入れ硬化層の旧オーステナイト結晶粒度である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.35〜0.6%、 Si:0.01〜1.0%、 Mn:0.2〜1.8%、 S:0.001〜0.15%、 Al:0.001〜0.05%、 N:0.002〜0.020%、 P:0.025%以下、 O:0.0025%以下 を含有し、さらに、 Cr:1.8%以下、 Mo:1.5%以下、 Ni:3.5%以下、 B:0.006%以下、 V:0.5%以下、 Nb:0.04%以下、 Ti:0.2%以下、 の1種又は2種以上を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、 高周波焼入れ処理後において有効硬化層深さが0.5〜3mmであり、 芯部のフェライト分率が50%以下であり、 下記(1)式で定義される投影芯部硬さHp-coreがHV370以上であることを特徴とする低サイクル疲労特性に優れた高周波輪郭焼入れ鋼材。 Hp-core=Hcore/(1-t/r) ...(1) ただし、Hcore;芯部硬さ、t;有効硬化層深さ、r;破損部位の半径または破損部位の肉厚の半分である。
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C38/00 301H ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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